復活直後と群馬デスティネーションキャンペーン
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「国鉄C61形蒸気機関車20号機」の記事における「復活直後と群馬デスティネーションキャンペーン」の解説
2011年(平成23年)6月の土・日曜:上越線(高崎 - 水上間)「SL C61 復活号」 旧型客車6両を牽引、期間後半はヘッドマークを装着せずに運転。 同機にとって復活後、初の営業運転となった。 2011年(平成23年)7月2日:上越線(高崎 - 水上間)「SLググっとぐんまみなかみ号」 群馬デスティネーションキャンペーンをオープニングを飾る列車で、新津運輸区所属のC57 180との重連運転。ばんえつ物語の12系客車6両を牽引した。 高崎駅から上越線と信越本線が併走する区間では、D51 498が牽引する「SLググっとぐんま碓氷号」との同時出発ならびに併走運転を行った。 2011年(平成23年)9月23・25日:上越線(高崎 - 水上間)「SL重連レトロみなかみ号」 上記キャンペーンのファイナルイベントで、23日はD51 498と、25日は秩父鉄道所属のC58 363との重連運転。旧型客車6両を牽引。 ヘッドマークは「SL重連みなかみ物語」と同じデザインが考案されていたが、装着はされなかった。 25日の運転では、イギリスから来訪した2人のヨーク国立鉄道博物館関係者を招き、機関士服を纏って当機に特別乗務した。 2011年(平成23年)11月3日:両毛線・上越線(伊勢崎 → 高崎間)「SLいせさき号」 これは当機が保存されていた華蔵寺公園遊園地がある伊勢崎市への里帰り・凱旋運転となる。 往路の高崎 → 伊勢崎間はEF65 501牽引の「ELいせさき号」として運転。当機は最後尾に連結された。客車は旧型客車4両を使用。 その後、列車名や運転形態および区間を年ごとに変えながら毎年11月3日に当機を使用したイベント列車が運行される。以下参照。2012年(平成24年)11月3日:両毛線(桐生 - 高崎間)「SL両毛号」 往路の高崎駅から桐生駅まではEF65 501牽引の「EL両毛号」として運転され、当機は最後尾に連結された。なお、客車は12系5両。 2013年(平成25年)11月3日:両毛線(高崎 - 伊勢崎間)「SLいせさき号」 復路の伊勢崎駅から高崎駅まではEF64 38牽引の「ELいせさき号」として運転され、当機は最後尾に連結された。2011年とは牽引行路が逆になっている。なお、客車は2012年同様12系5両。「ELいせさき号」は本来、3年連続でEF65 501による牽引を予定していたが、前週に運転された「SL群馬県民の日号」運転中に不具合が発生し、「EL群馬県民の日号」はDD51 895が救援する「DL群馬県民の日号」として運転された。試運転ではEF60 19が随伴した。 2014年(平成26年)11月3日:両毛線(桐生 - 高崎間)「SLシルク両毛号」 往路の高崎駅から桐生駅まではEF65 501牽引の「ELシルク両毛号」として運転され、当機は最後尾に連結された。なお、客車は引き続き12系5両。
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