DD51とは? わかりやすく解説

国鉄DD51形ディーゼル機関車

(DD51 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 04:18 UTC 版)

国鉄DD51形ディーゼル機関車(こくてつDD51がたディーゼルきかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)によって1962年昭和37年)から1978年(昭和53年)にかけて製造された液体式ディーゼル機関車である。


注釈

  1. ^ 四国で2200psの高出力を必要とする運用は予讃本線法華津峠土讃本線四国山地を超える貨物列車に限られており、旅客列車での運用は完全に過剰性能になることから、運用効率を考慮すると本形式よりDE10形のほうが優れていた。
  2. ^ バンク角60°ボア180 mm×ストローク200 mm、排気量61.1 L。
  3. ^ このため、EF58形(新)電気機関車と同じ理由で運転室内が「相撲がとれる」といわれるほど広くなっている。
  4. ^ 当時は新形式車両の導入において労働組合との折衝は必須であったが、組合側は「労働強化に繋がる」と導入に否定的な態度をとっており、合意に至るまでに多大な労力を要した
  5. ^ 同様な事例に電気機関車EF64形1000番台ED76形500番台がある。
  6. ^ 佐倉機関区所属時の1973年(昭和48年)10月に千葉県内でのお召し列車牽引に充当(「若潮国体」)。ステンレス材による装飾はその際に施工された。
  7. ^ SG関連電気配線の設置程度で機器室は設置されていない。
  8. ^ 過去には山陰地区に配置されたものにも見られた。
  9. ^ 過去には中央西線磐越東線にも配置されていた。
  10. ^ ただし、実際には1,100 ps / 1,500 rpmに落として使用されている。
  11. ^ 1,067 mm→1,000 mm。車軸を削り車輪を再溶接する方法で行なっている。ミャンマー国鉄の走行速度が低いことから支障なく使用されているが、日本では安全上認められていない。

出典

  1. ^ a b c 石井幸孝『DD51物語』p.117。
  2. ^ a b 石井幸孝『DD51物語』p.111。
  3. ^ 「赤豚」「ダメデゴイチ」 一部で嫌われたDD51形ディーゼル機関車 鉄道ファンの心理”. 乗りものニュース. 2020年12月30日閲覧。
  4. ^ 石井幸孝『DD51物語』p.112。
  5. ^ 石井幸孝『DD51物語』p.114。
  6. ^ 石井幸孝『DD51物語』p.115。
  7. ^ 石井 幸孝『DD51物語』JTBパブリッシング、2004年11月1日。ISBN 978-4533056611 
  8. ^ 鉄道伝説SP 時代を走る鉄道たち2021春 BSフジ 2021年4月25日放映
  9. ^ a b 石井幸孝『DD51物語』p.121。
  10. ^ 石井幸孝『DD51物語』p.149。
  11. ^ 石井幸孝他9名『幻の国鉄車両』p109。
  12. ^ 石井幸孝『DD51物語』p.122。
  13. ^ 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2004年12月特集「DD51形ディーゼル機関車」p.59 記事。
  14. ^ 鉄道ファン編集部、2016、「JR旅客会社の車両配置表」、『鉄道ファン』56巻(通巻663号(2016年7月号))、交友社 p. 37(平成27年度分・北海道旅客鉄道の廃車、別冊付録)
  15. ^ 鉄道ファン編集部、2016、「北海道旅客鉄道(本誌2016年7月号特別付録 補遺)」、『鉄道ファン』56巻(通巻665号(2016年9月号))、交友社 p. 208(JR旅客会社の車両配置表・データバンク2016、補遺)
  16. ^ a b 鉄道ファン編集部、2017、「JR旅客会社の車両配置表」、『鉄道ファン』57巻(通巻675号(2017年7月号))、交友社 p. 33(北海道旅客鉄道の廃車分、別冊付録)
  17. ^ a b “青のDD51形8重連で室蘭に”. 北海道新聞(どうしんウェブ) (北海道新聞社). (2016年7月5日). オリジナルの2016年7月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160706094932/http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=tetsudou&v=952431648002 2016年7月6日閲覧。 
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  21. ^ “「北斗星」機関車 客車と再会 ミャンマー輸出で室蘭港に”. 北海道新聞(どうしんウェブ) (北海道新聞社). (2015年11月18日). オリジナルの2015年11月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151120051540/http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=tetsudou&v=908663172002 2015年11月21日閲覧。 
  22. ^ DD51形8両が陣屋町へ”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2016年7月4日). 2016年7月5日閲覧。
  23. ^ a b c d 「JR旅客会社の車両配置表」、『鉄道ファン』59巻(通巻699号(2019年7月号))、交友社 pp. 4、21(別冊付録、旅客鉄道会社分のみ)
  24. ^ a b 木村忠吾「DD51 現在機の興味」『鉄道ピクトリアル』2020年5月号、p.81。
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  26. ^ 「DD51 JR各社の活躍場面から」『鉄道ピクトリアル』2020年5月号、p.109
  27. ^ 『鉄道図鑑 下巻』イカロス出版、2010年、146頁。 
  28. ^ a b 「DD51 JR各社の活躍場面から」『鉄道ピクトリアル』2020年5月号、p.110
  29. ^ 木村忠吾「DD51 現在機の興味」『鉄道ピクトリアル』2020年5月号、p.91。
  30. ^ 木村忠吾「DD51 現在機の興味」『鉄道ピクトリアル』2020年5月号、p.94
  31. ^ 24系6両による天理臨運転 鉄道ニュース(railf.jp)、2015年1月26日。
  32. ^ DD51形プッシュプルによる工臨運転 鉄道ニュース(railf.jp)、2015年5月1日。
  33. ^ DD51と12系による訓練列車運転 鉄道ニュース(railf.jp)、2019年11月1日。
  34. ^ 【JR西】網干訓練列車、運転実施 RM News(鉄道ホビダス)、2019年11月29日。[リンク切れ]
  35. ^ DD51重連+12系による訓練列車運転|鉄道ニュース|2022年2月26日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2022年2月26日閲覧。
  36. ^ DD51形重連による訓練列車運転|鉄道ニュース|2022年3月31日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2022年3月31日閲覧。
  37. ^ 木村忠吾「DD51 現在機の興味」『鉄道ピクトリアル』2020年5月号、p.93。
  38. ^ 木村忠吾「DD51 現在機の興味」『鉄道ピクトリアル』2020年5月号、p.96。
  39. ^ a b c d e 「DD51 JR各社の活躍場面から」『鉄道ピクトリアル』2020年5月号、p.111
  40. ^ 木村忠吾「DD51 現在機の興味」『鉄道ピクトリアル』2020年5月号、p.80
  41. ^ “「ありがとうDD51」 機関車引退、国鉄時代から活躍”. 朝日新聞. (2021年3月12日). オリジナルの2021年3月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210312033124/https://www.asahi.com/articles/ASP3D3SPVP3COIPE01K.html 2021年3月12日閲覧。 
  42. ^ 『JR機関車年鑑 2023-2024』イカロス出版、2023年、18-19頁。 
  43. ^ シキ801が回送される|鉄道ニュース|2022年5月21日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2022年6月26日閲覧。
  44. ^ a b 石井幸孝『DD51物語』p.123。
  45. ^ 梅小路蒸気機関車館で特別展示『蒸気機関車の頭出し』開催 - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 2015年1月7日付
  46. ^ タイのDD51北斗星色を支援して両国の友好の星にしたい 2019年12月2日閲覧。
  47. ^ タイへ渡った「北斗星」の機関車「どう動かせば…」 壊す寸前で救った日本人鉄道ファンの輪”. 乗りものニュース (2023年4月3日). 2023年10月13日閲覧。


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DD51(デデゴイチ)(13巻)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 14:41 UTC 版)

星のカービィ デデデでプププなものがたり」の記事における「DD51(デデゴイチ)(13巻)」の解説

D51のような幻の蒸気機関車13巻デデデ大王が前から欲しかったのを鉄道会社から譲り受けたもの。しかし、最終的に無敵キャンディー元気ドリンクマキシムトマトエネルギー溜め過ぎて暴走した機関車カービィ正面衝突され、破壊された。実在するDD51(こちらはディーゼル機関車である)とは関係がない。

※この「DD51(デデゴイチ)(13巻)」の解説は、「星のカービィ デデデでプププなものがたり」の解説の一部です。
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