当初の運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:29 UTC 版)
2001年7月より営業運転を開始したが、車体傾斜装置の制御プログラムのトラブルが頻発し、定時運行に支障をきたすようになった。2001年には工場内の車両がジャッキから転落し、修復不能とされた2両が廃車となっている。また2002年には車軸折損が原因の脱線事故が発生し、車体傾斜装置の使用が停止された。ドイツ鉄道は2003年12月にICE TDの全編成を定期運用から離脱させ、運用は機関車牽引のインターシティーや近郊用気動車に置き換えられた。 その後、2006年にはサッカーワールドカップの観客輸送に使用され、メッセ会場への輸送など臨時列車を中心に運用されることとなった。
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