建物の特色とは? わかりやすく解説

建物の特色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 17:17 UTC 版)

旧新川家住宅」の記事における「建物の特色」の解説

江戸時代中期にさの町場流行した様式各種取り入れており、当時特徴残している。(さの町場には約150程度民家が、江戸時代からの伝統様式残したまま現存している。) 屋根入母屋造本瓦葺で、途中段差設けて瓦を葺くいわゆる錣葺(しころぶき)とする。内部西側土間東側居室部とするが、土間部を角屋(つのや)として前方張り出し全体としてはL字形平面呈する居室部の間取り平入り系であるが、前述角屋部分正面入口設けるため、妻側入口あるよう見える。居室部は6室からなるが、上手の座敷仏間明治時代初期増築よるもので、当初間取り口の間・座敷・台所・納戸食い違い四間取りくいちがいよまどり)に復元できる。食い違い四間取りとは、泉南から紀北にかけての民家多くみられる形式で、4室の間仕切りが田の字形にならず、口の間・座間の間仕切り台所納戸間の間仕切り食い違うのである。これはより古い形式である「前座敷三間取り」(口の間と座敷分化せず1室となるもの)から変化したのである

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