とうしょうだい‐じ〔タウセウダイ‐〕【唐招提寺】
唐招提寺
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唐招提寺(とうしょうだいじ)は、奈良県奈良市五条町にある律宗の総本山の寺院。山号はなし。本尊は盧舎那仏。開基(創立者)は唐出身の僧鑑真[1]である。鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化財を有する。1998年(平成10年)に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。
- ^ 盧舎那仏像の光背の化仏の員数については資料によって「862躯」または「864躯」とある。『月刊文化財』554号 特集「唐招提寺金堂平成の大修理」(第一法規、2009年(平成21年))2ページの解説(奥健夫執筆)には「862躯」とあるが、同じ特集の50ページ(神田雅章執筆)には「864躯」とあり、いずれが正確であるかは不明である。
- ^ 経蔵と宝蔵では、正面扉の錠の数が異なる(経蔵は2箇、宝蔵は1箇)。
- ^ 旧鴟尾2箇は2012年追加指定[35]。
- ^ 唐招提寺の塔頭・法花院(法華院)は1934年(昭和9年)まで唐招提寺境内にあり、その後奈良県曽爾村今井に移転したが、太平洋戦争後に廃寺となった[39]。
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