山本藤枝とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 山本藤枝の意味・解説 

山本藤枝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 14:20 UTC 版)

山本 藤枝(やまもと ふじえ、1910年12月7日 - 2003年7月7日)は、日本児童文学作家翻訳家

本名・フジヱ。別筆名に露木 陽子。夫は詩人山本和夫

略歴

和歌山県生まれ。東京女子高等師範学校卒業。

1977年『細川ガラシャ夫人』で産経児童出版文化賞受賞。

子供向けの伝記、海外作品の再話・翻訳を多くしたが、晩年は日本史上の女性を多く描いた。 日本文芸家協会会員、児童文学者協会会員を務めた。

2003年、肺炎のため92歳で死去[1]

著書

  • 手風琴の物語』(白川書院、女学生文庫) 1948
  • 『世界の国花物語』(実業之日本社) 1956
  • 『おばさんからのてがみ』(麦書房、雨の日文庫) 1959
  • きつねのしっぽ』(ポプラ社、おはなし文庫) 1961
  • 『つぼみの歌』(集英社、コバルト・ブックス) 1966
  • 『学芸の花ひらく』(千代田書房、子どものための文化財ものがたり) 1972
  • 『飛鳥はふぶき』(ポプラ社) 1973
  • 『悲劇の女性たち 運命の日本女性史物語』(偕成社) 1974
  • 『3年生のあいつとわたし』(金の星社) 1977.1、のちフォア文庫
  • 『ジュニア日本の女性史 その栄光と挫折のドラマ』(金の星社) 1977.11
  • 『わたし妹四年生』(偕成社) 1978.6
  • 『万葉の女性たち』(立風書房) 1985.11
  • 『山本藤枝の太平記』(集英社、わたしの古典) 1986.6、のち文庫
  • 防人の歌は愛の歌』(立風書房) 1988.7
  • 『万葉の愛と死』(立風書房) 1989.12

伝記

共著

  • 『日本の女性史』第1 - 4(和歌森太郎集英社) 1965 - 1966、のち文庫
  • 『百夜一話・日本の歴史』第1 - 9(和歌森太郎、集英社) 1969 - 1970

再話・翻訳

脚注

  1. ^ 山本藤枝さん死去 作家、女性史研究家 - 47NEWS、2003年7月7日



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「山本藤枝」の関連用語

山本藤枝のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



山本藤枝のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの山本藤枝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS