小電力データ通信システムの主な技術基準一覧とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > 電波利用システムの種類 > 小電力データ通信システムの主な技術基準一覧の意味・解説 

小電力データ通信システムの主な技術基準一覧

小電力データ通信システムの主な技術基準一覧
項目 技術基準
周波数帯 2,400MHz~2,483.5MHz 2,471MHz~2,497MHz 5,150~5,250MHz
通信方式 単向通信方式単信方式、半複信方式、又は複信方式 スペクトル拡散方式使用する単向通信方式単信方式、半複信方式、又は複信方式 単向通信方式単信方式、半複信方式又は複信方式
変調方式

(1) 直交周波数多重分割(OFDM)方式*1又はスペクトル拡散方式*2

(2) (1)以外のデジタル変調方式

直接拡散(DS)方式周波数ホッピング(FH)方式又はDS+FH方式

(1) DS方式OFDM方式

(2) 振幅変調方式位相変調方式周波数変調方式パルス変調方式及びこれらの複合方式

周波数許容偏差 ±50×10-6 ±50×10-6 ±20×10-6
占有周波数帯幅の許容値 83.5MHz*3
26MHz以下*4
26MHz以下 18MHz以下
空中線電力 10mW/MHz以下
空中線電力許容偏差 20%、-80 20%、-80 20%、-80
送信空中線利得 12.14dBi以下
ただし、半値角θは、θ≦360/A以下 (Aの最大値10)*5
2.14dBi以下 1MHzの帯域幅における等価等方輻射電力は10mW以下
スプリアス発射強度許容値

(1) 2,387MHz≦f<2,400MHz
及び2,483.5MHz≦f<2,496.5MHz
…… 25μW/MHz

(2) 2,387MHz>f 及び2,496.5MHz<f
…… 2.5μW/MHz

(1) 2,458MHz≦f<2,471MHz
及び2,497MHz≦f<2,510MHz
…… 25μW/MHz

(2) 2,458MHz>f 及び2,510MHz<f
…… 2.5μW/MHz

5270<f≦5342MHz ……0.2μW以下
5130>f 及び5342<f ……2.5μW以下
拡散帯域幅 500kHz以上 500kHz以上
スペクトル拡散*6 5以上 10以上 5以上
ホッピング周波数滞留時間 0.4秒以下*7
混信防止機能 識別符号自動的に送信し、又は受信する機能有すること 識別符号自動的に送信し、又は受信する機能有すること
筐体 空中線を除く、高周波部及び変調部は容易に開けることができないこと

*1FDM方式は、1MHzの帯域幅当たりのキャリア数が1以上であること
*2直接拡散(DS)方式周波数ホッピング(FH)方式若しくはDS+FH方式、又はOFDM+FH方式
*3FH方式DS+FH方式若しくはOFDM+FH方式
*4上記*3以外の方式よるもの
*5Aは、EIRPを12.14dBで除したものとし、1を下回る時は1とする(半値角θ:送信空中線水平面及び垂直面の主輻射角度
*6拡散帯域幅変調信号送信速度等し周波数除した
*70.4秒に拡散率を乗じた時間内で任意の周波数での周波数残留時間合計が0.4秒以下



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

小電力データ通信システムの主な技術基準一覧のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小電力データ通信システムの主な技術基準一覧のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
総務省総務省
Copyright(C)Telecommunications Bureau of the Ministry of Internal Affairs and Communications All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS