奄美・沖縄とは? わかりやすく解説

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島

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奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(あまみおおしま、とくのしま、おきなわじまほくぶおよびいりおもてじま)は、国際連合教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産リスト記載物件であり、日本自然遺産としては5番目に登録された。その名の通り、鹿児島県奄美大島徳之島沖縄県沖縄本島北部(国頭村大宜味村東村)と西表島の4島からなる。


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奄美・沖縄

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内地」の記事における「奄美・沖縄」の解説

沖縄14世紀三山時代経て琉球王国成立奄美15世紀以降徐々に琉球王国支配下入った1609年薩摩藩による琉球侵攻により、琉球王国薩摩藩の間接統治下となり、日本大和)の幕藩体制下入った奄美薩摩藩直轄統治となったが、名目上琉球領域とされた。明治維新後の琉球処分1879年)により琉球王国日本併合され沖縄県設置奄美鹿児島県編入された。戦後鹿児島県トカラ列島下七島)、奄美群島沖縄県アメリカ統治地域となり日本から施政権一時的に分離された。平和条約発効前後してトカラ列島1952年)、奄美諸島1953年)が本土復帰沖縄県1972年日本復帰し今に至っている。 沖縄県では、「内地」の用法青年層により顕著であり、沖縄方言等の「やまとぅ」と呼ぶ概念にほぼ相当する。より直接的にナイチャーという表現もある(ウチナーヤマトグチの項を参照)。しかし、報道官公庁などでは「県外」という表現(例:県外移転など)が用いられている。 同様に奄美群島でも住民九州島以北を「本土」や「内地」と表現することが多く、また奄美における「鹿児島」は鹿児島県九州島部分或いは鹿児島市暗に指す。ただし、奄美群島九州地方及び鹿児島県属することから、この場合の「本土」については、離島本土との対比における「本土」と考えられる[要出典]。なお、奄美小笠原返還は、公的にも「本土復帰」である。

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