太一の学友
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 06:20 UTC 版)
藤 十子(ふじ とうこ) 太一のクラスメイトの女子生徒。性格は男性よりハンサム。 実家は寺。自身の霊感がゼロを通り越して『マイナス』(後述の翡翠のように普通の人間にも視認可能な筈の種族すら見えない程)な為、太一を婿養子にしようと日々狙っており、日常的に求婚をしている(ただし太一から見ても強力な結界と守護霊がいる)。「自分の体を狙っている」と太一は主張しているが、それを抜きにしても純粋に太一に惹かれている様子であり、太一のよき理解者でもある。自分から積極的にアプローチするのは平気だが、太一からのアプローチには弱い。小町とは意気投合しており、太一を振り回すコンビになっている。太一を想うあまり愛の魔物になり周囲を恐怖に陥れることある。巻が進むにつれて、太一を想って暴走する描写は減少し、ハンサムな面が強く出るようになった。 本作のヒロイン的な立ち位置ではあるが、出番が年に1~2話程度と激減していた時期がある(2017年 - 2018年ごろ)。 草間(そうま) 太一のクラスメートであり、友人の男子生徒。名前は未公表。 オカルトフリークであり、霊的な話が好き過ぎる嫌いがあることから、霊体験をすると涙を流して喜ぶ。霊感は生半可にあるため、霊が中途半端に見えてしまう。霊力∞の太一のそばにいるため霊感が徐々に強くなっていると太一が言っている。地縛霊化した子犬のはなおを開放して同居している(地縛を開放した草間に力に太一は驚いた)。 祖父は草間にそっくりな(オカルト趣味も)英国人のクォーターであり、はちみつ色の髪、ヘーゼルの瞳の持ち主。加えて高身長、成績優秀、スポーツ万能と、女子からモテる要素を幾つも備えているが、オカルト趣味が強すぎるため、特にモテる事はない。ただし、他校にはファンクラブがあるらしい。 クラス全員が彼の友人且つ理解者であるが、その一方で(悪口ではなく同情の意味で)『うらやましくないイケメン』『イケメンの無駄遣い』『玉にきずが服を着ている』等とも言われている。 橘 悠介(たちばな ゆうすけ) 太一のクラスメートであり、友人の男子生徒。太一とは同じ中学出身。 家は骨董屋をやっており、髪は黒色でツンツン頭。よく一緒にいる桜沢とは幼なじみ。3巻で奇跡的な転倒ポーズを取ったため次元の穴に落ちてしまい、太一や柘榴らに救出されるという羽目にあう。7代前の先祖が転倒したはずみで祟りを破壊したため男系の子孫が7代に渡り祟られるという呪いをかけられたが、久々の男子誕生に喜び勇んだ彼を守護する先祖霊(過酷な修行を経た最強クラスの守護霊)が全力で守護しているおかげで「凄いおっちょこちょいがオプション程度」で済んでいる事が、太一によって語られている。一時的に先祖が二日酔いで天に帰ったときは、絶え間ない不幸に襲われた。結果的に男女の仲を取り持ちカップルを何組も誕生させている。 桜沢(さくらざわ) 太一のクラスメートであり、友人の男子生徒。小学生の妹がいる。性格は穏やかで友達思い。橘とは幼なじみで、彼のハプニング体質を気遣って心配が絶えない。登校時は一緒。名前は未公表。 たれ目と色の淡い中分けで長めの髪が特徴。守護霊は和装の老婦人。事故で亡くなったホステスの霊に憑かれ、オネエ化したまま登校した事がある。太一たちのグループの中では、最もアイドルに詳しい。 桃園 十子と一緒にいる友人。ショートカットで編み込みの小柄な女の子。太一らの輪に入ることも多い。名前は未公表。
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