基底 (位相空間論)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/06 08:38 UTC 版)
数学の位相空間論周辺分野における開集合の基(基底)、開基(開基底)あるいは単に基(き、英: base, basis; 基底)とは、位相空間 X の部分集合族 B で、X の位相 T(即ち X の開集合全体の成す族)に属する任意の開集合が、B の元の合併として表せるものを言う。このとき開基 B は位相 T を生成すると言い表す。同様に閉集合を生成する閉集合の基底(閉基)も考えられる。基底の概念は、位相空間に関する多くの性質が、その空間の位相を生成する基に関する主張に簡約化することができ、また、多くの位相が、それを生成する基底の言葉で定義すればもっとも簡明に述べられる、というような点で有用である。
- 1 基底 (位相空間論)とは
- 2 基底 (位相空間論)の概要
- 3 開基から定まる概念
- 4 荷重と指標
- 5 関連項目
「基底 (位相空間論)」の例文・使い方・用例・文例
- そして記念碑の基底部分には願い事が刻まれている。
- 家族はピラミッド型社会経済組織の基底をなすものである.
- 基底胎座
- 蝸牛の基底膜
- 基底として16を持つ記数法の、または、基底として16を持つ記数法に関する
- 基底として8を持つ記数法の、または、基底として8を持つ記数法に関する
- 基底を固定した揺り椅子
- メラニン刺激ホルモンのコントロールの下にメラニンを産出する、表皮の基底層にある細胞
- 胃の基底部
- 迷路を供給する基底動脈の分枝である動脈
- 前大脳動脈に付随し、基底静脈に注ぐ
- 基底静脈の支流
- 胃の基底部に沿って並んでいる上皮細胞によって作り出される消化管ホルモン
- 鼻腔のすぐ上の脳の基底部にある嗅神経末端の2つの拡張のうちの1つ
- 脳の側脳室に位置する尾の形をした基底核
- 自律神経系を支配する間脳の基底部
- 卵門の反対側にある植物の胚珠の基底膜側部分
- 基底胎座あるいは中央胎座と、3核の花粉(顕花植物では二核の方が一般的)を持つ、主に花科のグループ
- 芝生に似た基底葉を有している北アメリカの小さなハーブ属:アメリカカンボク
- いくつかの長い総状花序で大部分は基底葉とクリーム色であるか薄い色のピンクのフリンジ付きの花で茂みで成長している設備
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