記数法
記数法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 09:38 UTC 版)
二十四進記数法とは、24 を底とする位取り記数法である。慣用に従い、通常のアラビア数字は十進数とし、二十四進記数法の表記は括弧および下付の 24 で表す。二十四進記数法で表された数を二十四進数と呼ぶ。 一般には、0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L, M, N の 24 個の数字を用いる。右端あるいは小数点で 1 の桁を表す。数字の意味する数は、左に 1 桁ずれると 24 倍になり、右に 1 桁ずれると 1/24 になる。(11)24 という表記において、左の「1」は二十四を表し、右の「1」は一を表し、合わせて二十五を表す。I と 1 および O と 0 は紛らわしいので、18 から 23 を表すのに I, J, K, L, M, N の代わりに J, K, L, M, N, P を用いることもある。 同様に、二十四進記数法では (50)24 は 120 (5×241) を、(100)24は 576 (1×242) を意味する。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 11:08 UTC 版)
十一進記数法は、十一を底とする位取り記数法である。十一進法の位取りでは、通常では 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A の計十一個の数字を用い、十までを A までに充てて、十一を 10 、十二を 11 と表記する。 数字の意味する数は、左に一桁ずれると 11倍になり、右に一桁ずれると 1/11 になる。例えば、(17)11 という表記において、左の「1」は十一を表し、右の「7」は七を表し、合わせて「十八」を意味する。桁の表示は、整数第二位は「十一の位」、整数第三位は「百二十一の位」となる。 ISBN
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三十進記数法とは、30 を底とする位取り記数法である。慣用に従い、通常のアラビア数字は十進数とし、三十進記数法の表記は括弧および下付の 30 で表す。三十進記数法で表された数を三十進数と呼ぶ。 一般には、0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L, M, N, O, P, Q, R, S, T の 30 個の数字を用いる。右端あるいは小数点で 1 の桁を表す。数字の意味する数は、左に 1 桁ずれると 30 倍になり、右に 1 桁ずれると 1/30 になる。(11)30 という表記において、左の「1」は三十を表し、右の「1」は一を表し、合わせて三十一を表す。I と 1 および O と 0 は紛らわしいので、18 から 29 を表すのに I, J, K, L, M, N, O, P, Q, R, S, T の代わりに J, K, L, M, N, P, Q, R, S, T, U, V を用いることもある。 同様に、三十進記数法では (40)30 は 120 (4×301) を、(100)30は 900 (1×302) を意味する。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 11:08 UTC 版)
十三進記数法は、十三を底とする位取り記数法である。十三進法の位取りでは、通常では 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C の計十三個の数字を用い、十、十一、十二 までを A、B、C までに充てて、十三を 10 、十四を 11 と表記する。 数字の意味する数は、左に一桁ずれると 13倍になり、右に一桁ずれると 1/13 になる。例えば、(16)13 という表記において、左の「1」は十三を表し、右の「6」は六を表し、合わせて「十九」を意味する。桁の表示は、整数第二位は「十三の位」、整数第三位は「百六十九の位」となる。 コンウェイ十三進法関数(英語: Conway base 13 function),ジョン・ホートン・コンウェイ
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古代エジプトには、ヒエログリフ(神聖文字)、ヒエラティック(神官文字)、デモティック(民衆文字)の三種類の文字が存在した。桁は十進法であり、十の累乗数について7乗(一千万)までの絵文字がある。ヒエラティックはより実用的で、符号化された記数法の概念がみられる。ヒエラティックはヒエログリフよりも必要な文字数が少なく、またパピルスの普及もあり、ヒエラティックがヒエログリフに取って代わるようになった。アーメス・パピルスとモスクワ・パピルスでもヒエラティックが使われている。 十の累乗数を表すヒエログリフ一十百千一万十万百万
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 08:57 UTC 版)
「インドの命数法」も参照 1世紀頃のブラーフミー数字 紀元前3世紀前より、インド数字やアラビア数字の祖先となるブラーフミー数字が用いられていた。当時は0を用いた位取り記数法ではなく、10の倍数ごとに別の数字があった。ブラーマグプタは、628年の『ブラーマ・スプタ・シッダーンタ』において、「膨れ上がった」「うつろな」を意味する サンスクリット語: शून्य, śūnya (シューニャ 膨れ上がった物は中が空であるとの考え方による)すなわち「0」と他の整数との加減乗除の概念を正式に用いた。850年頃には、現代の数字に近いグワリオール数字が完成し、0から9までの10個の記号で表すようになった。
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六十進法による位取り記数法を作りあげ、バビロニア数学の発展の基になった。紀元前3000年頃のシュメール時代の記数法には系統的な六十進法はなかったが、紀元前2000年頃に「一」と「十」を表す記号によって六十進記数法が用いられるようになった。これにより、星の運行計算などを行う天文学の分野が発展したほか、分数の簡潔な表現も可能とし、小数の概念も存在した。空位となる場所に桁を保持するための記号は、セレウコス朝時代の前から見られるが、「零」を表すことはなかった。
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十進記数法とは、十 を底とする位取り記数法である。現代社会において、数の表記に広く使われている文字体系は、0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 からなる 10 個のアラビア数字を用いる十進記数法である。 各アラビア数字を自然数 0、1、・・・、9 の数値に対応させ、 a m a m − 1 ⋯ a 1 a 0 . b 1 b 2 ⋯ b k {\displaystyle a_{m}a_{m-1}\cdots a_{1}a_{0}.b_{1}b_{2}\cdots b_{k}} という数字列で表現する。(ただし、 a ∗ {\displaystyle a_{*}} 、 b ∗ {\displaystyle b_{*}} はそれぞれの 0 から 9 を示すいずれかの数字であり、 a m ≠ 0 {\displaystyle a_{m}\neq 0} とする) この数字列が、 a m × 10 m + a m − 1 × 10 m − 1 + ⋯ + a 1 × 10 + a 0 + b 1 10 + b 2 10 2 + ⋯ + b k 10 k {\displaystyle a_{m}\times 10^{m}+a_{m-1}\times 10^{m-1}+\cdots +a_{1}\times 10+a_{0}+{\frac {b_{1}}{10}}+{\frac {b_{2}}{10^{2}}}+\cdots +{\frac {b_{k}}{10^{k}}}} という数値であることを表す。 別の位取り記数法と区別する場合には、(15)10 というように十進表記は括弧および下付の 10 で区別する。 この他、算木も十進記数法であるが、現在は用いられていない。しかし、算木から変化した蘇州号碼は現在も香港などで僅かに使われている。 そろばんは十進法と同じ仕組みだが、文字として表記することはない。十進法のうち、五倍→二倍→五倍→二倍…の循環で繰り上げる方法は、正確には「二・五進法」という。 ローマ数字、漢数字、ヒエログリフ(エジプト数字)などは、十を「10」ではなく新しい文字として表現するが、十進法を基本にしている。 十進法という考え方は古代からあったとみられる。日本の須玖岡本遺跡(福岡県春日市)からは、弥生時代に分銅のように重量を計るため使われた権(けん)という石器が出土しており、基準となる権の十倍の重さのものが見つかっている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/25 04:56 UTC 版)
十六進記数法とは、十六を底とする位取り記数法である。 位取り記数法(N進位取り記数法)では、まず基数(base。集合の基数(cardinal)とは異なる)となる自然数 N に対して、 0、1、・・・、N-1 の数値に対応する数字の記法を対応させるので、下表のようにする(A〜F を英小文字にする場合もある)。 十六進数記法の対応十進法 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 十六進法 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 次に、これらを用いて a m a m − 1 ⋯ a 1 a 0 . b 1 b 2 ⋯ b k {\displaystyle a_{m}a_{m-1}\cdots a_{1}a_{0}.b_{1}b_{2}\cdots b_{k}} という数字列で表現する。(ただし、 a ∗ {\displaystyle a_{*}} 、 b ∗ {\displaystyle b_{*}} はそれぞれの 0 から F の数字であり、 a m ≠ 0 {\displaystyle a_{m}\neq 0} とする) この数字列が、 a m × 16 m + a m − 1 × 16 m − 1 + ⋯ + a 1 × 16 + a 0 + b 1 16 + b 2 16 2 + ⋯ + b k 16 k {\displaystyle a_{m}\times 16^{m}+a_{m-1}\times 16^{m-1}+\cdots +a_{1}\times 16+a_{0}+{\frac {b_{1}}{16}}+{\frac {b_{2}}{16^{2}}}+\cdots +{\frac {b_{k}}{16^{k}}}} という数値であることを表すものである。 上記の数字列の先頭にマイナス符号「-」を付けることで負数を表現できる。 表記する方法は、20世紀半ばまで人やグループごとに異なっていて定まっていなかった(#初期の表記法)が、20世紀後半にコンピュータが普及して以降、つまりここ数十年は一般には、0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F の計十六個の文字を数字として用いることが定着している。 下記では慣用に従い、通常のアラビア数字は十進表記とし、十六進記数法での表記は ( )16(括弧および下付きの16)で表す。 十六進法から十進法への計算例 (2C.4A)16=2×16 + 12 + 4×(1/16) + 10×(1/16^2) = 32+12+0.25+0.0390625=44.2890625
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 08:15 UTC 版)
三十六進記数法とは、36 を底とする位取り記数法である。慣用に従い、通常のアラビア数字は十進数とし、三十六進記数法の表記は括弧および下付の 36 で表す。三十六進記数法で表された数を三十六進数と呼ぶ。 一般には、0, 1, …, 8, 9(アラビア数字、10種類)および、A - Z(ISO基本ラテンアルファベット、26種類)の合計36種類の文字で数値を表わす。A - Z は、それぞれ十進法での 10 - 35 を表す。下表の値は Microsoft Excel の BASE 関数の実行結果に準拠する。 00 99 18I 27R 11 10A 19J 28S 22 11B 20K 29T 33 12C 21L 30U 44 13D 22M 31V 55 14E 23N 32W 66 15F 24O 33X 77 16G 25P 34Y 88 17H 26Q 35Z 右端あるいは小数点で、一の桁を表す。数字の意味する数は、左に一桁ずれると三十六倍になり、右に一桁ずれると三十六分の一になる。(24)36 という表記において、左の「2」は 七十二 を表し、右の「4」は 四 を表し、合わせて 七十六 を表す。 同様に、(M0)36 は 22×361 + 0×360 = 七百九十二 を表し、(B7)36 = 11×361 + 7×360 = 四百三 を表す。 アルファベットの I と数字の 1 、およびアルファベットの O と数字の 0 は混同しやすいため、筆記の場合は、斜線付きゼロを使うなど工夫が必要である。また、印字の場合でも、区別が付きにくいフォントの使用を避ける必要がある。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:38 UTC 版)
九進記数法とは、9 を底とする位取り記数法である。九進法では、0から8までの八種類の数字を用い、九を10。以降も、十進法18は 20、十進法27は 30、十進法32は 35, 必要に応じ、九進記数法の表記は括弧および下付の 9、十進記数法の表記を括弧及び下付きの10 で表す。九進記数法で表された数を九進数と呼ぶ。 整数の表記も、九進法では以下のようになる。 (16)10 = 17(1×9 + 5) (19)10 = 21(2×9 + 1) (31)10 = 34 (3×9 + 4) (36)10 = 40(4×9)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:37 UTC 版)
八進記数法とは、8 を底とする位取り記数法である。八進法では、0から7までの八種類の数字を用い、八を10、九を11(八一)、十を12(八二)…と表記する。以降も、十進法16は 20 (二八)、十進法24は 30 (三八)、十進法30は 36 (三八六) となる。このように、「八が10になる」記数法が八進法であり、「一桁の数字が8まで」なのはその次の九進法である。 必要に応じ、八進記数法の表記は括弧および下付の 8、十進記数法の表記を括弧及び下付きの10 で表す。八進記数法で表された数を八進数と呼ぶ。 整数の表記も、八進法では以下のようになる。 (13)10 = 15(1×8 + 5) (16)10 = 20(2×8) (27)10 = 33 (3×8 + 3) (32)10 = 40(4×8) (49)10 = 61(6×8 + 1) (64)10 = 100(1×82) (81)10 = 121(1×82 + 2×81 + 1)= (100)9 (100)10 = 144(1×82 + 4×81 + 4) (216)10 = 330(3×82 + 3×81)= (1000)6 (320)10 = 500(5×82) (512)10 = 1000(1×83) (729)10 = 1331(1×83 + 3×82 + 3×81 + 1)= (1000)9 (1000)10 = 1750(1×83 + 7×82 + 5×81) (1944)10 = 3630(3×83 + 6×82 + 3×81)= (13000)6 (2000)10 = 3720(3×83 + 7×82 + 2×81) (2048)10 = 4000(3×83 + 7×82 + 5×81 + 1) (2187)10 = 4213(4×83 + 2×82 + 1×81 + 3)= (3000)9 (2560)10 = 5000(5×83) (4096)10 = 10000(1×84)= (5551)9 (7776)10 = 17140(1×84 × 7×83 + 1×82 + 4×81 + 1)= (100000)6 10となる八は2の3乗なので、二進法の 3 桁を八進法の 1 桁で表現できた。初期のコンピュータでは1文字は6ビット、すなわち八進法 2 桁であり、ワード長も6の倍数であることが多かったため(IBM 7090の36ビット・CDC 6000の60ビット・PDP-8の12ビット・PDP-7の18ビット)、八進法によって表現するのが都合よく、コンピュータ業界ではかつて八進法が広く使われた。C や Perl などでは、数の前に 0 を付けると八進数と見なされる。例えば 011 は (11)10 ではなく (11)8 すなわち 9 である。しかし、計算機のワード長が 8 ビット(オクテット)からなるバイトの倍数によって構成されることが一般的になると、二進数 4 桁を 1 つにまとめた十六進数のほうが切りがよいため、八進法が使われることは少なくなった。
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記数法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:35 UTC 版)
二を底とする位取り記数法を二進記数法と呼ぶ。混乱を防ぐために二進法であることを示す場合には、下付の 2 を用いて (110)2 などとすることがある。二進記数法で、 a N a N − 1 … a 1 a 0 . a − 1 a − 2 … {\displaystyle a_{N}a_{N-1}\ldots a_{1}a_{0}.a_{-1}a_{-2}\ldots } (各位の値 ai は 0 か 1)と表される数は二進法の定義から、 a N 2 N + a N − 1 2 N − 1 + ⋯ + a 1 2 + a 0 + a − 1 2 + a − 2 2 2 + ⋯ {\displaystyle a_{N}2^{N}+a_{N-1}2^{N-1}+\cdots +a_{1}2+a_{0}+{a_{-1} \over 2}+{a_{-2} \over 2^{2}}+\cdots } という数を表している(ここで 2 は十進法の 2 である)。 「二進記数法で記された数」という意味として二進数という語が使われることがある。しかし、二進数という数の体系(例えば「整数」といったような)があるわけではない。また、p進数における p = 2 の場合とは全く異なる。 二進法を用いれば 0 と 1 の二種類の数字のみで零を含む任意の自然数が表現可能であり、負号と合わせることで整数が表現可能である。更に小数点を合わせて四種類の記号のみで実数の表現が可能である。 別の言い方をすると、「もし数字が 0 と 1 しか無かったら」を実現した方法が二進法である。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:39 UTC 版)
十五進記数法とは、15 を底とする位取り記数法である。慣用に従い、通常のアラビア数字は十進数とし、十五進記数法の表記は括弧および下付の 15 で表す。十五進記数法で表された数を十五進数と呼ぶ。 一般には、0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E の 15 個の数字を用いる。右端あるいは小数点で 1 の桁を表す。数字の意味する数は、左に 1 桁ずれると 15 倍になり、右に 1 桁ずれると 1/15 になる。(11)15 という表記において、左の「1」は十五を表し、右の「1」は一を表し、合わせて十六を表す。 同様に、十五進記数法では (50)15 は 75 (5×151) を、(100)15は 225 (1×152) を意味する。
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記数法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:54 UTC 版)
数を如何にして数字に表すかという方法は記数法と呼ばれる。同じ数が、さまざまな記数法ごとに異なる表示をもつことは珍しいことではない。以下の記事も参照のこと。 分数表記 小数表記 指数表記 N進表記 例えば十進法(表記)の「255」は、十六進法では「FF」と記述され、二進法では「1111 1111」と記述される。「255」と「FF」と「1111 1111」では、見た目(感覚的印象)はかなり異なるが、あくまで同じ数の概念を表している。 なお人類は、古代ではさかんに、十二進法や六十進法を用いてきた歴史がある。次第に用いられることが減ってきたが、現代でも時間や時刻の表示法(時・分・秒)や、緯度・経度の表示法、等々等々で用いられている。十二進法は、はるか昔、古代バビロニアの時代から用いられていたわけだが、どうして十二進法が用いられるようになったのか?に関してはいくつかの説(仮説)があり、『(天球上で)太陽の軌道の位置が元の位置に戻ってくるまでの間に、つまり1年の間に(ざっくりと言うと)月が12まわり 変化する。古代では太陰暦のほうが標準的に用いられていたので、「12」という概念を用いて、ものごとを数えることがしばしば行われたのだ』という説や、『(バビロニアなどでは)数を数える時に(親指は用いず)、(類似の構造を持つ)人差し指・中指・薬指・小指の4本を用い、それぞれの指にある3つの関節(あるいは、関節と関節の間の平らな面)をひとつずつ指しながら数を数えたので、結果として、4(本) x 3(関節) = 12、が「ひとまとまり」や「ひと区切り」となったからだ。』といった説(また、それらが相互に助け合って、古代人の社会では十二進法使用が推進され、さかんに用いられた、などという説)が主流である。(ちなみに、ヘブライ人も12を「ひとまとまり」や「全部」と捉える発想を持っておりヘブライ語聖書に登場する「十二部族」は、単なる12個の部族というだけでなく、「全ての部族」という意味を持っている。こうした天体の動きや暦や人類の身体の構造などが、現代にまで使われつづける記数法を生んでおり、(文化的に)ひとつひとつの数に与えられている意味、意味付け、にも影響している。) 近・現代では、概して言えば、十進法表記が用いられていることが多い。理屈の上では、さまざまな記数法を採用しうるのに、(また、必ずしも十進法が他の進法と比較して優れているわけでもないのに)なぜ十進法が採用されることが多くなったのか? という疑問に関しては、おおむね(説明法の細部は異なっても)「人類の両手の指は合わせて10本あり、両手の指をつかって数を数えることが(必ずしも全ての民族ではないにしても)多くの民族で行われていたからだ」といった類の説明がされることが多い。いずれの方法でも、両手の指を全部使ったところである種の「ひとまとまり」や「ひと区切り」を迎えるので、自然と人類は十進法という発想法(記述法)を用いることが多くなった、といった説明である。 なお20世紀後半になってデジタルコンピュータの使用が急速に増えるにつれ、計算機科学の専門家やコンピュータ・エンジニアなどを中心として二進法や十六進法の活用が非常に活発になった。二進法はデジタルコンピュータのCPUでの数表現と直結していたからである。ただ二進法は、その表記量が増えると「1010 1111 0101 1100 ...」などといった調子で、あまりに桁数が多くなり、おまけに「0」「1」ばかりでは人間の頭脳の特性には向いておらず扱いにくくなるので、一旦それを十六進表記に変換して「AF5C...」などと表記したり、十六進表記でプログラム(の要素)を書いたり、十六進表記に対応したキーボードでそれを入力するしくみを作った。二進数表記と十六進数表記は、二進数の4桁(4文字)が十六進の1桁(1文字)に(ちょうど、まとめて、すっきりと)変換でき、一種の「相性」のようなものが良く便利なので、用いられた。例えば上記の「1010」→「A」と変換できる。また、コンピュータの仕組みとしては、「A」のキーが押されたら、内部的にはそれを「1010」と(デジタル回路のON/OFFで)表現すれば良く、2進で4桁分ずつデータを取り込んでゆけば良かった。(こうして1960年代~1980年代は、コンピュータを実際に操作する場面で、さかんに十六進表記のデータ群やプログラムが使われた。最近は、システム開発の焦点となる次元(アーキテクチャ内での階層)が変わり、コンピュータ・エンジニアが十六進表記の記述を扱うことはかなり減ったが)、デジタルコンピュータは今も、二進法を根本原理として、物理的に動いており、それに支配されている。これらのことから現在でも、コンピュータのエンジニアの資格試験では二進法・十六進法・十進法などの間の相互変換は(コンピュータの根本原理を理解するためにも、それを扱うために開発された技術的手法の歴史を理解する上でも)必修事項となっており、コンピュータ・エンジニアの資格取得者ならばそれらの相互変換ができる。 なお、ある数を記述するための記数法が指定されても、それでも表示がひとつに定まらないことがある。例えば、十進小数表示では 1 = 0.999... (右辺は、小数点以下の全ての桁が 9)という2通りの表示をもちうる。
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記数法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 12:15 UTC 版)
三十二進記数法とは、32 を底とする位取り記数法である。慣用に従い、通常のアラビア数字は十進数とし、三十二進記数法の表記は括弧および下付の 32 で表す。三十二進記数法で表された数を三十二進数と呼ぶ。 一般には、0, 1, …, 8, 9, A, B, …, U, V の 32 個の数字を用いる。A から V は、以下の表のとおり、それぞれ十進での 10 から 31 を表す。 00 88 16G 24O 11 99 17H 25P 22 10A 18I 26Q 33 11B 19J 27R 44 12C 20K 28S 55 13D 21L 29T 66 14E 22M 30U 77 15F 23N 31V 右端あるいは小数点で 1 の桁を表す。数字の意味する数は、左に 1 桁ずれると 32 倍になり、右に 1 桁ずれると 1/32 になる。(21)32 という表記において、左の「2」は六十四を表し、右の「1」は一を表し、合わせて六十五を表す。 同様に、 (50)32 は 5×321 + 0×320 = 160 を表し、 (B4)32 = 11×321 + 4×320 = 356 を意味する。 アルファベットの I と数字の 1 、およびアルファベットの O と数字の 0 が混同し易いために、アルファベットの I と O を用いないことがあり、この場合は以下の表のとおりとなる。 00 88 16G 24Q 11 99 17H 25R 22 10A 18J 26S 33 11B 19K 27T 44 12C 20L 28U 55 13D 21M 29V 66 14E 22N 30W 77 15F 23P 31X
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記数法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 11:06 UTC 版)
七進記数法とは、7 を底とする位取り記数法である。
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記数法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 01:36 UTC 版)
十八進記数法とは、18 を底とする位取り記数法である。慣用に従い、通常のアラビア数字は十進数とし、十八進記数法の表記は括弧および下付の 18 で表す。十八進記数法で表された数を十八進数と呼ぶ。 一般には、0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F, G, H の 18 個の数字を用いる。右端あるいは小数点で 1 の桁を表す。数字の意味する数は、左に 1 桁ずれると 18 倍になり、右に 1 桁ずれると 1/18 になる。(11)18 という表記において、左の「1」は十八を表し、右の「1」は一を表し、合わせて十九を表す。 同様に、十八進記数法では (50)18 は 90 (5×181) を、(100)18は 324 (1×182) を意味する。
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「記数法」の例文・使い方・用例・文例
- 十進記数法
- 基底として16を持つ記数法の、または、基底として16を持つ記数法に関する
- 基底として8を持つ記数法の、または、基底として8を持つ記数法に関する
- 古代ローマの記数法における記号
- 実数が文字の順序集合によって表され、1つの文字の値がその位置に依存する記数法
- 2進数と2の基数を使う位取り記数法
- 8進数字と8の基数を使う位取り記数法
- アラビアの(または十進の)記数法
- 16進数字と16の基数を使う位取り記数法
- 小数点の位置が慣例により固定される基数記数法
- 小数点の位置が基数の指数によって示される基数記数法
- 浮動小数点方式の記数法で表される数
- アラビア数字を用いた記数法
- 実数を0と1だけで表す記数法
- 0および1から9までの数字を用いて任意の実数を表す記数法
- 記数法という,数を表現する方法
記数法と同じ種類の言葉
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