地域区の選挙結果
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「第10代総選挙 (大韓民国)」の記事における「地域区の選挙結果」の解説
投票日:1978年12月12日 投票率:77.1% 選挙人数:19,489,490名 総投票者数:15,023,370名 党派別議席数党派得票数得票率議席数民主共和党(민주공화당)4,695,995 31.7 68 新民党(신민당)4,861,204 32.8 61 民主統一党(민주통일당)1,095,057 7.4 3 無所属(무소속)4,160,187 28.1 22 合計14,812,443154出所:大韓民国国会ホームページ「政党別議席及び得票現況」。(統一主体国民会議選出の維新政友会は77議席) 女性当選者内訳党派議席数選挙区統一主体国民会議維新政友会7- 7 新民党11 - 合計817出所:春木育美『現代韓国と女性』新幹社、158頁“「韓国女性の政治参画」表5-1 歴代女性国会議員数”、171頁。女性議員比率3.5% 議席数は共和党68議席、新民党61議席で与党共和党が第一党となった。しかし、得票では都市部だけでなく農村部でも善戦した野党新民党が、共和党(31.7%)を僅差で上回って第一党(32.8%)となった。選挙の結果は、野党に対する国民の支持と維新体制に対する不満が依然として強いことを示す結果となった。 翌1979年には、第2次石油危機による経済危機をきっかけとした労働争議が頻発した。そして同年8月のYH貿易事件をきっかけに、在野勢力や宗教界、言論人などによる反維新闘争は盛り上がりを見せた。10月には朴政権との対決姿勢を鮮明にした新民党総裁金泳三が、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙と会見した時の発言をめぐって、国会議員を除名させられる事件(金泳三総裁議員職除名波動)が起こり、彼の支持基盤である釜山と馬山で議員除名に抗議する学生や民衆と警官隊との衝突事件(釜馬民衆抗争)へと繋がった。そして、釜馬抗争への対応をめぐって政権内に対立が走り、ついに1979年10月26日、朴正熙大統領は金戴圭韓国中央情報部部長に射殺(朴正煕暗殺事件)され、18年に及ぶ政権に幕が下りることになった。
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