国鉄民営化と整備新幹線着工問題とは? わかりやすく解説

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国鉄民営化と整備新幹線着工問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 19:07 UTC 版)

昭和三大馬鹿査定」の記事における「国鉄民営化と整備新幹線着工問題」の解説

臨時行政調査会巨額膨れ上がった累積赤字抱え国鉄再建するために、「整備新幹線計画当面見合わせる」と答申した。これを受け、1982年9月24日整備新幹線計画凍結新幹線建設主体ある日鉄道建設公団も他との統廃合対象とする、閣議決定なされたその後国鉄分割民営化される方針議論進んだ1986年10月28日国鉄改革法案は衆議院可決され1987年分割民営化決まった焦点は、民営化取り残された形となった整備新幹線着工問題であった整備新幹線一般会計枠組みの中で公共事業として行うことが模索された。しかし「整備新幹線国の予算から出す場合には、運輸省公共事業費を使ってもらう」というのが大蔵省一貫した方針だった。 1986年12月29日強く整備新幹線着工主張する自民党政府の間で政治折衝が行われ、整備新幹線について逐次着工するという政治決着をみた。そして、1987年1月30日閣議において、正式に、「整備新幹線建設当面見合わせる」とした閣議決定解除した。ただし、着工する前提条件として、「分割民営化後新会社判断」(原文ママ)と「財政問題収支見通し」を付帯した。この時の整備新幹線議論をまとめると、以下の点になる。 巨額建設費を、国・地方JRどのように負担するのか 運行始めた後の営業赤字どのように避けるのか 並行在来線どのように扱うのか

※この「国鉄民営化と整備新幹線着工問題」の解説は、「昭和三大馬鹿査定」の解説の一部です。
「国鉄民営化と整備新幹線着工問題」を含む「昭和三大馬鹿査定」の記事については、「昭和三大馬鹿査定」の概要を参照ください。

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