図書館の活動
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2013年(平成25年)は安城市に縁のある新美南吉の生誕100周年であり、市制60周年記念事業もかねて、南吉の童話を絵本にする「新美南吉絵本大賞」を公募した。8月には大賞作品『二ひきのかえる』を刊行し、この絵本を赤ちゃんに贈呈するブックスタート事業を開始した。これらの活動が評価され、2014年度(平成26年度)には安城市図書館が「子どもの読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣表彰を受けた。 2010年代にはからくりBooksと称した電子紙芝居を製作しており、2013年度(平成25年度)には『都築弥厚物語』、2014年度(平成26年度)には『新美南吉物語』と『山崎延吉物語』をリリースした。愛知県立安城南高校、愛知県立安城高校、愛知県立安城農林高校の美術部員も参加している。地域資料のデジタル化に積極的に取り組んでおり、1955年(昭和30年)-1975年(昭和50年)頃の写真とその場所をスマートフォンなどで閲覧できるアプリ「安城メモリアル写真館」を2014年度(平成26年度)に製作した。 2015年(平成27年)3月にはレファレンス協同データベースへのデータ提供が評価され、国立国会図書館から礼状を受け取った。礼状を受け取ったことがあるのは愛知県内では愛知県図書館、蒲郡市立図書館、名古屋市鶴舞中央図書館に次いで4館目だという。2015年(平成27年)中にはレファレンス協同データベースに1,311件を登録。これは全国的に見ても香川県立図書館に次いで多い登録件数であり、2016年(平成28年)3月には2年連続で礼状を受け取った。
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