図の要素とは? わかりやすく解説

図の要素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 04:43 UTC 版)

アクティビティ図」の記事における「図の要素」の解説

UML 2.0での主な要素記載する。 図名称説明開始ノード 黒丸フロー開始点を表す。 ◉ アクティビティ終了ノード 蛇の目記号アクティビティ全体アクティビティ図表される振る舞い)の終了を表す。 ⊗ フロー終了ノード 丸の中に×でフロー終了点を表す。並行動作になっている場合アクティビティ全体終了になるとは限らない。 ↓ アクティビティエッジ(フロー) 「|」と「∨」で表される矢印制御データ流れの道筋を表す。制御フローとオブジェクトフローがある。 アクション 角の丸い四角囲まれた文でアクション(処理)を表す。アクションノードとも言う。 オブジェクト オブジェクトノード 四角オブジェクトデータを表す。アクションからオブジェクト矢印引かれオブジェクトからアクション矢印引かれた図で、アクションから (1つの) アクションオブジェクト渡される移動する)ことを表すことができる。 ╭━━━━╮┃処理 ┃┃ ○→○┃╰━━━━╯ サブアクティビティ[疑問点ノート] 角が丸い四角中に「○→○」[疑問点ノート]を記すことで、別のアクティビティ図詳細書かれ動作を表す。 ↓ [条件A]◇───→││[条件B]↓ デシジョン フロー分岐点菱形で表す。分岐条件それぞれの矢印の脇に角括弧記載するフローチャート異なり菱形中に文字書かない)。 ↓◇←──│↓ マージ 分岐したフロー合流する点も菱形で表す。後述ジョインとは異なり制御トークン)がいずれか流入エッジ到達すれば制御流出エッジ流れていく(トークン増減はない)。注: フローチャート異なり分岐対す合流ではアクション複数エッジが行くように書いてはいけない。 ↓━━━━━↓ ↓ フォーク 太い線で複数の処理が平行で行われる箇所開始を表す。 ↓ ↓━━━━━↓ ジョイン 太い線で複数の処理が平行で行われる箇所終了を表す。この上の処理が全て終了後次の処理へ遷移可能になる。 □ ピン アクションノードに付け小さ正方形で、アクション入力されるオブジェクト出力されるオブジェクトを表す。 ╭┅┅┅┅╮┇ ┇┇ ┇╰┅┅┅┅╯ 拡張領域 角の丸い破線繰り返す理などを囲む左上に処理の種別二重山パーレン記載し《iterative》が順次処理、《parallel》が平行処理、《stream》が一括処理 拡張ノード 拡張領域サイド点線の上重ねて記載し矢印フロー出入り表現する。 ⧖ タイマイベント 「▽」と「△」を上下繋げた図形タイマーでの処理によるイベント ── / ──→ 例外処理 Z字型の矢印例外発生した場合矢印先の処理を行う

※この「図の要素」の解説は、「アクティビティ図」の解説の一部です。
「図の要素」を含む「アクティビティ図」の記事については、「アクティビティ図」の概要を参照ください。

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