四国仕様車とは? わかりやすく解説

四国仕様車(0番台)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:53 UTC 版)

国鉄キハ54形気動車」の記事における「四国仕様車(0番台)」の解説

温暖地で使用する区分で、1987年12両 (1 - 12) が製作された。 製作の経緯 四国島内は予讃本線西部区間土讃本線四国山地越えなど、主要線区急勾配区間存在する地域間輸送向けに大出力の両運転台車が必要であったが、当該地域配置された強力型気動車1960年代製作され急行形車両が主であり、両運転台車は低出力の1機関搭載車多数占めていた。 仕様 JR四国色のキハ54形0番台2007年9月2日 窪川駅キハ54 1警戒色1994年 高知駅四国島内の地域輸送使用するため、短距離輸送特化した収容力運用コスト重視した仕様製作された。 外部塗色は、当初ステンレス地に黄かん色ストライプ斜めに配したJR移行後コーポレートカラー水色基調とした塗色変更された。 客室窓は二段式の大型ユニット窓である。客用扉は 900mm 幅の折戸とし、戸袋省略している。下方まで拡大され大型窓が特徴で、バス用のドアエンジン利用したほか、速度感知式のドアロック機構装備し出発到着時に自動施錠解錠をおこなう仕様である。正面下部スカート当初省略されたが、2010年頃より簡易的スカートとして鉄棒装着された。これは予土線沿線増加するシカとの衝突想定したもので、車両の下へ巻きませないための予防的措置である。 客室座席配置ロングシートとされ、キハ38形同一バケットシート加え肘掛役割兼ねた仕切板を座席間に3~5人毎配置して着席区分明確化している。トイレ設置されず、室内デッキ仕切りもない。冷房装置バス用の機器流用し走行エンジン余裕出力用いてコンプレッサー走行エンジン駆動する機関直結式としている。

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四国仕様車

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国鉄キハ54形気動車」の記事における「四国仕様車」の解説

松山運転所に全12両を配置し、以下の区間使用する

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