喧嘩男からネプチューンマンへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:50 UTC 版)
「ネプチューンマン」の記事における「喧嘩男からネプチューンマンへ」の解説
ネプチューンマンはかつて喧嘩男(ケンカマン)という無名超人であり、人間と同じ姿の地味な外見と戦法ながら、鍛え上げた筋骨隆々の肉体を駆使し、全戦全勝の強さを誇っていた。しかし、勝利のみを追求した野性的なスタイルは観衆受けせず、また相手を妥協なく攻撃することから、派手なファイトで人気を集めるロビンマスクとは対照的な存在で、常に罵声と嘲笑に晒されていた。第20回超人オリンピックのイギリス予選大会の決勝でロビンマスクと対戦するが、組み合った瞬間に自分の勝利を確信し、ロビンマスクの実力とそれをもてはやす超人レスリング界に失望し試合を放棄する。失意の中にあった喧嘩男はテームズ川に身を投げ自殺を図ったが、死にきれぬまま沈んだ水底で、数十万年もの間実力者を待ち続けていたというビッグ・ザ・武道(正体はネプチューン・キング)と出会い、史上最強の覆面超人の象徴というネプチューン・マスクを受け取り「ネプチューンマン」と名乗るよう告げられる。喧嘩男がマスクを着けた直後にコスチュームもタンクトップから巨大棘付きチョッキへと変化した。完璧超人・ネプチューンマンへと変身した喧嘩男は、それから天上界で修行することになる。そして、“完狩”の称号を持つ完璧・無量大数軍の一員に認められた。 アニメ版では両親と死別して惑星を転々としながら独りで生きていき、「正統派超人(正義超人のエリート)」たる長老セメントスと出会い、盗みの罪で若者たちからリンチにされていたのを助けられる。どれだけ痛めつけられても決して折れない不屈の闘志を見込まれ、セメントスの後継者として育てられた。しかし数年前、ネプチューン・キングとの接触により「神に最も近い完璧超人」になる道を示され、甘言に乗ったことでセメントスとは決別。地球に渡り殺人マシーンとも言うべき残虐ファイトにより、500戦以上の勝利を得てきた。だがどれだけ相手を痛めつけても決して死なせることはなく、再起不能の一歩手前で勝利していることを「そういう優しさを持った超人」とセメントスには見破られており、そのことを告げられネプチューン・キングから離反する最後の一押しとなった。
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