喜劇界の重鎮とは? わかりやすく解説

喜劇界の重鎮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:42 UTC 版)

榎本健一」の記事における「喜劇界の重鎮」の解説

終戦後笠置シヅ子エノケン相手役務めたが、同コンビ有楽座舞台連日満員にし、映画でも『エノケンびっくりしゃっくり時代』『歌うエノケン捕物帖』『エノケン笠置お染久松』などがヒット作となったまた、過去に「犬猿の仲」といわれた古川ロッパ1947年4月東京有楽座弥次喜多道中膝栗毛』で初共演直後映画『新馬鹿時代』前編後編でも榎本ヤミ屋演じて古川警官共演。ともに話題呼んだ舞台で孫悟空演じた際に、如意棒左足落としたことが原因脱疽発病1952年昭和27年)、再発したのは右足で、足の指を切断することになったその後は主に舞台活躍の場移し1954年昭和29年)には古川ロッパ柳家金語楼と「日本喜劇人協会」を結成。自ら会長となり、喜劇人協会公演などで軽演劇演じ続けた1960年昭和35年)には、56歳紫綬褒章受章したまた、同年第5回テアトロン賞受賞。 ところが1957年昭和32年)にはまだ26歳だった長男の鍈一を失うとともに1962年昭和37年)には病魔再発し右足大腿部から切断。そして失意から自殺未遂繰り返すなど私生活では次々と不幸に見舞われた。しかし、後妻献身的な看護と、病床訪ねた喜劇王ハロルド・ロイドロイド撮影で指を失っている)の励ましにより、生きる気力取り戻したその後精巧な義足得て舞台・映画復帰1966年昭和41年)には芸術祭奨励賞受賞榎本その後も、この義足にいろいろ仕掛け施して義足使った芸も試している。

※この「喜劇界の重鎮」の解説は、「榎本健一」の解説の一部です。
「喜劇界の重鎮」を含む「榎本健一」の記事については、「榎本健一」の概要を参照ください。

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