ぜん‐あく【善悪】
ぜん‐なく〔‐アク〕【善悪】
ぜん‐まく〔‐アク〕【善悪】
ぜんあく 【善悪】
かつて宗教を自然的宗教と倫理的宗教とに分ける説があり、倫理的宗教は、廃悪修善説の仏教や、山上の垂訓を示すキリスト教などがそれだとされた。確かに宗教の教義の中には、倫理・道徳を強く説くものもあるが、しかし、宗教の名のもとに大量殺人(戦争)が行われることもあるから、宗教と倫理の問題は同一次元とは言い切れない面をもつ。だが現今では善悪という場合、その概念は、だれでもある程度経験によって直観的に判断されると見てよいのであって、その標準思弁などよりは、行為論によって明瞭なものをもつ。仏教や旧約聖書に説く十戒は、その代表的なものといってよいであろう。そこでは少なくとも、他者への迷惑行為が悪であるとの意味が示唆されているのであり、その反対が善となる。→ 十戒
善悪
善悪
「 善悪」の例文・使い方・用例・文例
- 善悪の概念
- 彼には善悪の区別がつかない
- 善悪の違い
- 赤ん坊には善悪の区別はわからない
- 善悪の区別
- 小中学生なんて、まだまだ善悪の見分けも、現実と仮想の見分けもつかない。
- 彼女は善悪の区別をつけることができない。
- 彼女の年頃の子供に善悪の区別がつくでしょうか。
- 彼女ぐらいの年齢の子供に善悪の区別がつくであろうか。
- 彼は善悪を区分出来ないほど馬鹿ではない。
- 彼は善悪の問題について沈思黙考した。
- 彼は善悪の区別が付かない。
- 彼は善悪の区別がない。
- 彼は善悪の区別がつけられないのだ。
- 彼は善悪の区別がつく年齢になっている。
- 彼はひどく狼狽していたので善悪の区別が出来なかった。
- 彼はひどく動揺していたので、善悪の区別が出来なかった。
- 彼はひどく混乱していたので善悪の区別が出来なかった。
- 彼には善悪の区別がつかない。
- 善悪を見極めることは難しい。
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