双極子モーメントとは? わかりやすく解説

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そうきょくし‐モーメント〔サウキヨクシ‐〕【双極子モーメント】

読み方:そうきょくしもーめんと

双極子一方極の電荷または磁荷大きさと、両極間の距離との積の大きさをもつベクトル量向きは、ふつう負から正への方向をとる。ダイポールモーメント


双極子モーメント

英訳・(英)同義/類義語:dipole moment

分子レベルの距離を置いて極性異な電荷存在する状態にある物質双極子)の強さを表す尺度で、簡単に電荷と距離の積で表される

双極子

(双極子モーメント から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 01:56 UTC 版)

双極子(そうきょくし、: dipole[1])とは、一対の正負の同じ大きさの単極子をわずかに離れた位置に置いたものである。和訳せずダイポールと呼ばれることもある。


  1. ^ a b 文部省日本物理学会編『学術用語集 物理学編』培風館、1990年。ISBN 4-563-02195-4
  2. ^ 吉川茂; 藤田肇 『基礎音響学』 講談社サイエンティフィク、2002年、187頁。ISBN 4-06-153972-8 
  3. ^ Earl G. Williams、吉川茂、西條献児訳 『フーリエ音響学』 シュプリンガー・フェアラーク東京、2005年、240頁。ISBN 4-431-71174-0 


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双極子モーメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 08:19 UTC 版)

αヘリックス」の記事における「双極子モーメント」の解説

ヘリックスの双極子モーメントは、らせんの軸方向配列したそれぞれのアミノ酸カルボニル基の双極子モーメントに由来する。このエントロピーによって、ヘリックス安定性低下している。またこの双極子モーメントを相殺するために、αヘリックスN末端にはグルタミン酸など負の電荷持ったアミノ酸がくることが多い。さらに数は少ないが、C末端にリシンのような正の電荷を持つアミノ酸が来ることもある。また、リン酸基のようなリガンド結合するため、あえてN末端に正の電荷アミノ酸配置することもある。

※この「双極子モーメント」の解説は、「αヘリックス」の解説の一部です。
「双極子モーメント」を含む「αヘリックス」の記事については、「αヘリックス」の概要を参照ください。

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