極性とは? わかりやすく解説

きょく‐せい【極性】

読み方:きょくせい

生物体の細胞・組織が、ある軸に沿って形態的生理的な差異を示すこと。植物茎と根が、動物頭部尾部が、卵に動物極植物極があるなど。軸性

電荷分布正・負それぞれに偏ること。分子内の化学結合電池などについていう。


極性

英訳・(英)同義/類義語:polarity, Polarized Cell

電極磁極など、一つの物体に正反対性質が場所を変えて存在する状態。
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性質をあらわす:  抗生物質抵抗性  抗生物質耐性  旋光性  極性  構成性の  水溶性  溶原性

極性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 20:45 UTC 版)

極性(きょくせい、英語: polarity)は、一般に、特定の方向に沿ってその両極端に相対応する異なった性質を持つことを指す[1]


  1. ^ 新村出編『広辞苑岩波書店、2008年1月11日、第六版、744頁。ISBN 978-4000801218
  2. ^ 齊藤隆夫(監修)『旺文社 化学事典』旺文社、2010年3月2日、114頁。ISBN 978-4010751459
  3. ^ a b c d e f g h i 巌佐庸・倉谷滋・斎藤成也塚谷裕一『岩波生物学辞典 第5版』岩波書店、2013年2月26日。ISBN 978-4000803144


「極性」の続きの解説一覧

極性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/11 02:39 UTC 版)

引掛シーリング」の記事における「極性」の解説

日本商用電源使用するため、引掛シーリング供給される電源にも接地側(中性線)と非接地側の極性がある。 ボディキャップとも、無極性形状のものと有極性の形状のものが存在し無極性のものは左右の刃および刃受けの大きさが同じであるのに対し、有極性のものは片側他方より大きくなっている。有極性のボディには有極性のキャップ無極性キャップともに取り付けることが可能だが、無極性ボディに有極性のキャップ取り付けることはできないボディ側は、有資格者によって適切に施工されている場合、有極性ボディでは刃受穴に三角形切り欠きがある側、無極性ボディであっても刃受穴の近傍に「接地側」、「N」Neutral中性線)の意味)、「W」(White屋内電気配線中性線に使用する被覆白色線の意味)のいずれか表示のある側が接地側である(流れている電気に極性の区別があるため、コネクタ形状無極性であっても極性の区別自体存在する)。 キャップ側は無極性キャップ使用されていることが多いが、以下のいずれかに該当する場合が多い。 刃に接続されているコード被覆白と黒分かれている場合は、白線側が接地被覆に線が印刷されている場合は、線の印刷されている側が接地被覆に筋状の突起がある場合は、突起のある側のコード接地側 刃にコード留めている留めネジの色が白(銀色)と黄(黄銅色)に分かれている場合は、白ネジ留めてある側が接地側 有極性キャップ使用されている場合は、刃の先端三角形尖っている側が接地側 白いコードつながっている方が接地コード青線接地表示留めネジ色分け、有極性キャップ接地側の刃の先端三角形)の3つ接地表示されている例 無極性キャップはどちら向き取り付けることも可能であるが、電源極性を合わせることで以下のような利点がある。 壁スイッチを切り忘れた状態で電球交換をした場合電源極性が合っていると、手に触れやすいネジに対して接地電線繋がった態となるため、不注意によって触れてしまって感電しない。

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極性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/28 04:11 UTC 版)

伝送路符号」の記事における「極性」の解説

両極符号2つの極性を持ち一般にRZとして実装され、3つの異な出力レベルがあるため、3の基数を持つ。このタイプ符号主な利点一つは、直流成分を完全に排除できることである。これは、信号変圧器長い伝送路通過しなければならない場合に重要である。 ただし、いくつかの長距離通信チャネルは極性があいまいである。これを補うために、極性に非感受性伝送システム設計されている。そのようなチャネルを介して0や1のビット確実に受信するために、以下の3つの方法がある。 各コードワードをそのコードワード極性反転と対にする。受信機は、対のいずれかコードワードが、同じデータビットに復号するように設計されるこのような符号化には、alternate mark inversion差動マンチェスタ符号化(英語版)、CMI符号英語版)、遅延符号化英語版)などがある。 前のシンボル対する各シンボル差動符号化使用するこのような符号化には、MLT-3(英語版)、NRZIなどがある。 反転されたプリアンブル検出されたときにストリーム全体反転する

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極性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 14:45 UTC 版)

胞胚」の記事における「極性」の解説

詳細は「胚発生における極性」を参照 胞胚極体付いている側である動物半球 (animal hemisphere) と卵黄多く含む側である植物半球 (vegetal hemisphere) という極性を有しており、各々頂点動物極 (animal pole)、植物極 (vegetal pole) と呼ぶ。また、半球中間領域赤道面と呼ぶ。 両生類においては動物半球はのちの外胚葉に、植物半球内胚葉に、赤道面内部組織である帯域 (marginal zone) は中胚葉それぞれ相当する

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極性(肯定・否定)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:05 UTC 版)

秋田弁の文法」の記事における「極性(肯定否定)」の解説

極性(ポラリティ、polarity)とは、叙述肯定する否定するかを表す文法範疇である。共通語では肯定無標表され否定形容詞型の活用をする助動詞「-ない」を動詞未然形形容詞形容動詞連用形(「-く」、「-で」「-では」)に接続することで表す。 秋田方言でも肯定無標で、否定形容詞型の活用をする助動詞「-ネァ」を接続することで表す。動詞には未然形接続し形容詞では基本形と同じ形に「-グ」を介して接続する形容動詞には「-デ」に直接接続し、共通語の「-では」や「-じゃ」のように「-ワ」を介することはしない。「-ネァ」の部分変化せず様々な接辞後接することで、「-ネァグ」(-なく)、「-ネァデ」(-ないで)、「-ネァグテ」「-ネァシテ」(-なくて)、「-ネァガッタ」(-なかった)、「-ネァンバ」(-なければのような変化をする。形容詞の「ネァ」(無い)とほとんど同じ変化をするが、「-ネァデ」(-ないで)の形を持つ点が形容詞異なる。

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