剛万太郎製作のロボット・サイボーグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:17 UTC 版)
「サイボーグクロちゃんの登場人物」の記事における「剛万太郎製作のロボット・サイボーグ」の解説
クロ 詳しくは、クロを参照。 鉄人28剛 剛が自作したロボット。最初期に作ったロボットのためか、言語は基本的に「おい、鬼太郎(万太郎)」のネタしか話せず、「ピガガ」と機械音で喋る。短気ですぐ殴ったり、仕事の手伝いをしない悪い癖があるが、剛やミーにとって大切な仲間。ロボットなのに食事をする。なぜか剛に厳しく、ミーにはとても優しく接していた。ミーが敵討ちに行くときに一緒についていくが、返り討ちに遇い破壊されてしまう。剛はミーを助けるために鉄人の部品を取り、現在のミーを作った。よってミーの中で鉄人は今でも生きており、ゴロー編では幻想の中で再登場する。ミーが時折剛に対して暴力的になるのはこの鉄人の性格の影響である可能性もある。アニメでは版権の問題で「ロボット28剛」という名前で登場した。容姿が目玉おやじに似ているので、一発ギャグのネタに使われる。 ヒロスエ 声 - 保志総一朗 ミーの恋の悩みを解消するために剛が造った犬型の初恋ロボ。計画では従順でおしとやか、男のためにすべてを捧げる女の鏡のようなメス犬となるはずだったが、ミサイルを積んでいたり、足がキャタピラになったり、なんでもとかす液をはいたりして暴走してしまい、逆にミーを失恋させてしまう。 剛本人はあくまで「初恋ロボ」として開発したつもりだったが、結果としては、奇しくも彼の発明品の中でトップクラスの戦闘力を持つロボになったと言える(クロ自身もそれを認めており、ミーと合体した状態でも追い詰められてしまった)。 後に剛が空を飛べるようにしたフライングヒロスエも登場。少々難があったが空を飛ぶことはできた。クロがサイボーグ風邪にかかった際、元気君を注入されて暴走してしまったことがある。すぐにコタローと剛が回収のため体内に潜入したが適当に設計されていたらしく、留守電機能やマッサージチェアなどもあることが判明した。 アニメでは切り札として使われるも、暴走するためあまり使えない。また、そのあまりのインパクトの強さから、担当声優の保志は「今まで自分が演じた中で、最も印象に残っているキャラクターの一つ」と語っている。 オーサム、コサム 声 - 鷹森淑乃、吉田小百合 剛の作ったクロを倒すためのマシン。名前の通りオーサムが親機でコサムが子機。しかし子機のコサムは「オーサムコサム」のギャグをやりたかっただけであまり使えない。最初剛は「ビッグ(大)・サム」「スモール(小)・サム」と呼んでいたが、以降この名称は全く使われなくなった。二機共なんでも溶かす液を吐くことができ、飛行も可能。剛の勘違いで自爆装置を発動させられてしまったものの、ミーの機転によって救われ、以降度々登場した。オーサムには母性が組み込まれており、何かとコサムを心配している。ゲームとアニメではデビルに体を乗っ取られ、デビルオーサム・デビルコサムと化した。 がんばれミーくん2号 ミーより生まれでた小型のミー。その姿は耳の無いミーの顔にプロペラと手足がついただけ。銀行強盗によって抹殺されそうになったミーが必死に産み落とした。クロに助けを求めるものの言葉が使えないため、かなり強引にジェスチャーをしたが、方法が何かと乱暴なためにクロをブチ切れさせるだけに終わった(結果的にミーと剛は救われた)。プロペラの切断力は恐ろしく、クロの首をバッサリと切り落としてしまった。 トキマツ 番外バトルに登場するサイボーグのカラス。剛が開発した新しいサイボーグで、目付きが悪く、非常に凶暴な性格。マタタビの部下になったり、剛達の家に住み着いたり、番外バトルのラストで何かと活躍した。クチバシが鋭いのでよくクロやミーの頭に刺さっている。 剛君バトルカー アニメにのみ登場。同タイプのロボットに「剛君バトルジェット」が存在するが、こちらは失敗に終わった。
※この「剛万太郎製作のロボット・サイボーグ」の解説は、「サイボーグクロちゃんの登場人物」の解説の一部です。
「剛万太郎製作のロボット・サイボーグ」を含む「サイボーグクロちゃんの登場人物」の記事については、「サイボーグクロちゃんの登場人物」の概要を参照ください。
- 剛万太郎製作のロボット・サイボーグのページへのリンク