初期配備
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1994年9月3日には当初配備予定の7隻のうちUSS イングラハムとUSS フォードが入港した。 続いて1995年11月22日にはUSS ポール・F・フォスター(英語版)が入港し、同日には海軍からUSS デヴィッド・R・レイ(英語版)、USS キャラハンおよびUSS チャンドラーが配備されると発表された。USS デヴィッド・R・レイは1996年7月29日、USS キャラハンとUSS チャンドラーは1996年9月27日に入港した。最後に1997年1月8日にUSS エイブラハム・リンカーンが母港をブレマートンのピュージェット・サウンド海軍造船所からエバレットに移した。1998年3月にUSS キャラハンが退役したが、同年5月5日にはUSS ファイフ(英語版)とUSS ロドニー・M・デイヴィスが日本から転属した。1999年9月にはUSS チャンドラーが退役している。 1999年7月には海軍の最終環境影響評価(Environmental Impact Statement、EIS(英語版))が完了し、太平洋艦隊所属の3隻のニミッツ級航空母艦について配備先を検討することになった。EISではブレマートン、エバレット、サンディエゴ、真珠湾の4拠点の評価が行われた。 海軍は、ノースアイランド海軍航空基地をUSS ジョン・C・ステニスに加えてニミッツ級航空母艦2隻の母港とすること、エバレット海軍基地はニミッツ級航空母艦1隻の母港機能を維持することを決定した。USS エイブラハム・リンカーンは6ヶ月間ピュージェット・サウンド海軍造船所のドックに入っていたが、これが無事に完了してエバレット海軍基地への空母1隻配備が継続できるようになった。さらに綿密なEISプロセスが1996年12月に始まり、1997年2月には4拠点において公聴会が開催された。海軍は18ヶ月以上にわたり各拠点が原子力空母の母港として求められる要求基準(運用・訓練・施設・インフラ・メンテナンスのみならず基地要員の生活の質も含む)を満たしているか評価を実施した。
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