内回り・外回り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 09:15 UTC 版)
内回り・外回り(うちまわり・そとまわり)は、環状線上の方向を案内するための表現である。
- ^ Photo Gallery - Monroe County | Inner Loop
- ^ Dr. Traffic (2006年5月14日). “Making heads or tails of inner, outer loops”. The Charlotte Observer
- ^ Kurumi: Interstate 285
- ^ Southeast Roads: Athens Loop Pic
- ^ 出入口のご案内(福岡都市高速) 福岡北九州高速道路公社、2016年6月24日閲覧。
- ^ Teresco: I-695 pic(Accessed Dec 27, 2006)([1])
- 1 内回り・外回りとは
- 2 内回り・外回りの概要
- 3 関連項目
内回り・外回り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 17:08 UTC 版)
一部の競馬場には、同一の素材の走路を独立して2本設ける、もしくは走路の一部を2つ重ねる(途中で分岐する)ものが存在する。競馬番組では内側にある走路を使用する競走では内回り、外側の走路を使用する競走では外回りと称して使用する走路が分かるように明記する。日本中央競馬会の競馬番組上では、内回りには何にもつけず、外回りを使用する場合のみ外回りと明記するという表記方法を採用している。 日本の場合、独立した2本の走路を設けている競馬場として船橋競馬場[ダート](ただし定期開催は外回りのみ利用)が、走路の一部を2つ重ねる形態を持つ競馬場として中央競馬の中山競馬場[芝]・京都競馬場[芝]・阪神競馬場[芝]・新潟競馬場[芝]と地方競馬の大井競馬場[ダート]、門別競馬場[ダート]がある。後者のうち中山競馬場以外は第3〜第4コーナーで内・外回りが分かれ、中山競馬場は第2〜第3コーナーで内・外回りが分かれる。 一部の長距離競走では1周目は外回りを使用し、2周目は内回りを使用するなどの複雑な使用をする場合もある。例えば有馬記念は内回りとされているが、第3コーナーから奥の外回りコースにスタートが設定されており、そこから内回りとの合流地点までは外回りコースを走る。 阪神競馬場と新潟競馬場では内回りと外回りの距離差が1ハロン(200m)で割り切れる距離のため(阪神競馬場は400m、新潟競馬場は600m)、ハロン棒は内回り・外回りの両方の残り距離を表示できるものを使用している。 1960年代前半には中山競馬場の第3〜第4コーナーに走路を2つに分ける移動柵を置いていた時期がある。この時期の有馬記念では第3コーナーの奥からスタートして1周目の第4コーナーにかけて移動柵の外側を通過して直線に入り、2周目の第3コーナーから移動柵の内側を通過して最後の直線に入っている。これらは1966年の中山競馬場のコース改修で向う正面に完全な外回りコースが完成してからは内外に分けることは無くなった。 なお、競馬番組で明記された走路と異なる走路を走った場合には1頭だけの場合には競走中止として扱われ、全馬が異なる走路を走った場合には競走不成立(1944年の長距離特殊競走(後の菊花賞)が一例)とされる。 走路の一部が平面交差する競馬場は存在するが、鈴鹿サーキットの様な立体交差するような走路は存在しない。
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