全般修繕機化・新造機化改造とは? わかりやすく解説

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全般修繕機化・新造機化改造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:44 UTC 版)

王立ザクセン邦有鉄道IV K型蒸気機関車」の記事における「全般修繕機化・新造機化改造」の解説

1950年代には本形式や9964-71形の老朽化進み1959年時点では今後5 - 7年程度しか使用できない判断されたが、代替となる車軸配置1'D1'の蒸気機関車導入実現せず1961年のV 36 Kディーゼル機関車導入プロジェクトも主に重量超過問題から中止となった。そのため、本形式と9964-71形に必要な対応を実施して引続き運用することとなり、まずゲルリッツ国営鉄道車両工場立案したボイラーハルバーシュタット国営鉄道車両工場製の新造のものに交換する計画1961年11月13日承認され、さらに台車枠および台枠新造のものに交換する計画承認され最終的に運転台水タンク炭庫なども交換することとなった新造される台車枠台枠等は溶接組立となっているが、基本的な設計オリジナルのままとなっているほか、ボイラー基本的な設計オリジナルのものであるが、缶胴間や缶胴と煙室火室接続部重ね合わせリベット止めから突合わせ溶接となったことや一板厚変更に伴う各部寸法変更により、火格子面積が0.97 m2から1 m2に、全伝熱面積が49.87 m2から47.1 m2に変更となっている。 当初25機の改造計画され1962年9月には新造ボイラー搭載した最初機体が、その後1963年3月からはボイラー加えて台車枠台枠等も新造した機体出場して1965年までに計画され25機の改造完了した後、1966年ゲルリッツ国営鉄道車両工場製のボイラー搭載する4機の追加改造承認され1967年完了したほか、1969年に1機に新造ボイラー搭載されている。新造ボイラー搭載する改造は「全般修繕機化改造」、ボイラー加え台車枠台枠等も換装する改造が「新造機化改造」と呼称されており、前者は8機、後者22機に実施されている。 2000年には2機のボイラー1960年代新造ボイラーと同じ図面使用して製造され新しいのものに交換されている。

※この「全般修繕機化・新造機化改造」の解説は、「王立ザクセン邦有鉄道IV K型蒸気機関車」の解説の一部です。
「全般修繕機化・新造機化改造」を含む「王立ザクセン邦有鉄道IV K型蒸気機関車」の記事については、「王立ザクセン邦有鉄道IV K型蒸気機関車」の概要を参照ください。

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