主な落選作一覧
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過去、落選した作者がその後活躍する例があるのが乱歩賞の特色の一つである。また、後に受賞作よりも高く評価された作品もある。しかしながら公刊されている落選作はほとんど加筆や修正があると明記されており、選考に問題があったか否かは測りがたい。そのうちの主な作者・作品について以下に記す。()内は現行の名義及び題名。 第3回(1957年) - 土屋隆夫『お天狗様の歌(天狗の面)』 第5回(1959年) - 笹沢左保『招かざる客(招かれざる客)』 第8回(1962年) - 天藤真『陽気な容疑者たち』、塔晶夫(中井英夫)『虚無への供物』 第15回(1969年) - 夏樹静子『天使が消えていく』 第16回(1970年) - 山村美紗『京城の死(愛の海峡殺人事件)』 第17回(1971年) - 藤本泉『藤太夫谷の毒(地図にない谷)』 第19回(1973年) - 山村美紗『ゆらぐ海溝(マラッカの海に消えた)』 第24回(1978年)- 田内康(内田康夫)『霜崩の館(死者の木霊)』※一次選考通過 第25回(1979年) - 中町信『自動車教習所殺人事件』 第26回(1980年) - 島田荘司『占星術のマジック(占星術殺人事件)』 第27回(1981年) - 岡嶋二人『あした天気にしておくれ』 第28回(1982年) - 高沢則子(小森健太朗)『ローウェル城の密室』※小森健太朗は応募時16歳 第30回(1984年) - 綾辻行人『追悼の島―十角館殺人事件―(十角館の殺人)』※一次選考通過 第34回(1988年) - 折原一『倒錯のロンド』、法月綸太郎『密閉教室』※一次選考通過 第43回(1997年) - 福井晴敏『川の深さは』 第56回(2010年) - 伊与原新『ルカの方舟』
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