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三省堂 大辞林

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ロンド 1 [(イタリア) rondo]

音楽形式の一。ABACABA のように反復主題部( A )と挿入部( B ・ C )の交替からなる古典派ではソナタ交響曲などの終楽章に、ロマン派ピアノ小曲好んで用いられた。回旋曲

ロンドー 1 [(フランス) rondeau]

(1)フランス定型詩形式の一。循環句法

(2)中世フランス歌曲形式で、独唱合唱によるリフレーン交互繰り返され、しばしば踊りを伴った。輪舞曲。また、それに由来する器楽曲形式ロンド形式のもととなった。


ピティナ・ピアノ曲事典

社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会

ロンド

英語表記/番号作品情報出版情報
青島 広志ロンド ハ長調作曲年: 1970
ベートーヴェンロンド ハ長調Rondo WoO.48作曲年: 1783 出版年: 1783 初版出版地/出版社: Bossler
ベートーヴェンロンド イ長調Rondo WoO.49標準演奏時間: 3m30s作曲年: 1783 出版年: 1784 初版出版地/出版社: Bossler
ベートーヴェンロンド ト長調Rondo G-Dur WoO 41作曲年: 1792 出版年: 1808 初版出版地/出版社Simrock
ブルグミュラー : ロンドRondo op.1初版出版地/出版社: Costallat
クレメンティロンド 変ロ長調Rondo WO8出版年: 1802 初版出版地/出版社Wien
チェルニーツェルニー) : ロンドRondo Op.227初版出版地/出版社: Costallat
チェルニーツェルニー) : ロンド ヘ長調Rondo en fa Op.260初版出版地/出版社: Costallat
ドニゼッティロンド ニ長調Rondò作曲年: 1825
フィールドロンド ハ長調Rondo in C major H.39G出版年: 1817 初版出版地/出版社Leipzig
フィールドロンド 変イ長調Rondo in A flat major H.31K出版年: 1818 初版出版地/出版社Leipzig
フィールドロンド ハ長調Rondo in C major H.39K出版年: c1822 初版出版地/出版社London
グルリットロンド ホ短調Rondo, e-moll
早坂 文雄 : ロンド作曲年: 1944
林 光ロンド ト短調作曲年: 1950
フンメルロンド 変ホ長調Rondo Es-dur Op.11出版年: c1804
カバレフスキーロンド イ短調Rondo in A minor Op.59作曲年: 1958 出版年: 1960 初版出版地/出版社: Muzgiz
カリヴォダロンド イ長調Rondo op.11出版年: 1828
クラウスロンド ヘ長調Rondo in F major VB.191標準演奏時間: 7m30s
リース : ロンドRondo "Que veut-il dire?" op.43
リース : ロンドRondo op.54-2
リース : ロンドRondo op.78-2
リース : ロンドRondo op.106-2
リース : ロンドRondo op.139
リース : ロンドRondo op.158-1
リース : ロンドRondo op.161
リース : ロンドRondo op.57
シューベルトロンド ニ長調Rondo D 608作曲年: 1818 出版年: 1835
シューマン, クララロンド ロ短調Rondo h-moll作曲年: 1833
スメタナロンド ハ長調Rondo出版年: 1949
ヴァイスマン : ロンドRondo Op.96a作曲年: 1927-28

モーツァルト : ロンド イ短調

英語表記/番号作品情報出版情報
モーツァルト : ロンド イ短調Rondo a-Moll K.511標準演奏時間: 10m0s作曲年: 1787 出版年: 1789 初版出版地/出版社: Hoffmeister
解説
1787年31歳の時の作品前年にはオペラフィガロの結婚」、同じ年には「ドン・ジョヴァンニ」という大作を生み出しモーツァルトの、この年数少なピアノ曲一つ。6/8のシンプル伴奏に乗せて哀愁感じさせる美しメロディーが奏でられる。8小節主題にはさまれて様々な調で自由な曲想が展開される。特にたくさんの半音階パッセージを含む流れるようなへ長調部分からは、モーツァルト尋常でない才能うかがわれる

モーツァルト : ロンド ニ長調

英語表記/番号作品情報出版情報
モーツァルト : ロンド ニ長調Rondo D-Dur K.485標準演奏時間: 6m30s作曲年: 1786 出版年: 1786 初版出版地/出版社: Hoffmeister
解説
 1786年に、シャルロッテ・フォン・ヴュルベン嬢のために作曲された。アレグロの4分の4拍子ニ長調書かれている主要なテーマは、主和音属和音構成音をなぞる簡素なものを主体としている。しかし、そこに前打音付加したり、弾むようなリズム仕立てたりすることにより、明快でかわいらしいメロディーを生み出している。左手分散和音主体としているが、この左手低音域でメロディーを歌う場面もある。尚、このロンドは、主要テーマ主調以外でも提示され、音楽形式論一般的なロンド形式よりはソナタ形式に近い構成となっている。

ショパン : ロンド ハ短調

英語表記/番号作品情報出版情報
ショパン : ロンド ハ短調Rondo c-Moll Op.1標準演奏時間: 8m0s作曲年: 1825 出版年: 1825 初版出版地/出版社Brzezina
献呈先: Louise de Linde
解説
ショパンが、初め出版想定して書いた作品

CとGのたった2音からなる4小節序奏続き、活発で軽々としたロンド主題ハ短調現れる。ハ短調の中でいくつかの展開の後、ロンド主題対照的で、甘美かつ穏やかなホ長調主題たどり着く。その主題嬰ニ短調転調して、徐々にドラマ性を高めていき、情熱的嬰ト短調主題、そしてエンハーモニックを用いた変イ長調流れるような主題を介して最初のロンド主題に戻る。

その後先程ホ長調主題変ニ長調転調し、広い音域わたって長いスケール現れるなど、さらに発展拡大した後、再び最後のロンド主題戻り序奏同じく4小節の短いコーダ締めくくられる。

それぞれ主題推移部が、単に音階で繋がれているだけであったり、発展のさせ方や繰り返しにも工夫が見られない等の欠点があるものの、ピアノ音楽特有の要素多く取り入れられ、随所美し旋律盛り込まれるなど、ショパン早熟であったことが見受けられる

また、後年作品見られる一種の暗さがこの作品中ではほとんどなく、むしろ羽ばたいて飛んでいくよう明るさと軽さがあり、作曲当時15歳であったショパンの若々しさが存分に伝わってくる作品である。

ショパン : ロンド ハ長調(2台のピアノのための)(遺作)

英語表記/番号作品情報出版情報
ショパン : ロンド ハ長調(2台のピアノのための)(遺作Rondo Op.73標準演奏時間: 9m0s作曲年: 1828 出版年: 1855 初版出版地/出版社Berlin
解説
 1828年作曲され、ショパン死後1855年出版された。ピアノ・ソロ用のロンドを作曲した年に、ショパン自身により、2台ピアノ用に編曲されたもの。しかし、出版自体は、こちらの方がソロ版に約一世先立っている。

  基本的には、ピアノ・ソロ版と大差はないが、音域が広げられているため、和声響き大幅豊かなっている。また、曲全体通してトリルなどの装飾が施されており、2台ピアノ故に可能となる左右の手のユニゾンによる補強もなされている。


参考文献 資料
Fryderyk Chopin “Rondos fur Klavier und fur 2 Klaviere” ed. I.J. Paderewski, L. Bronarski, J. Turczynski Warszawa : Instytut Fryderyka Chopina 1957


ショパン : ロンド ハ長調

英語表記/番号作品情報出版情報
ショパン : ロンド ハ長調Rondo Op.73標準演奏時間: 9m0s作曲年: 1828 出版年: ca.1865
解説
 アレグロ・マエストーソのハ長調書かれているこの作品は、左右の手によるユニゾンコラール風のパッセージ交互に奏される24小節序奏の後、溌剌としたロンド主題が奏される。序奏が4分の4拍子であるのに対し、このロンド主題は、4分の2拍子で書かれており、全部で3回奏される。そして、左右の手の双方が多声的に書かれている。また、このロンド主部においても、時折序奏におけるように、左右の手によるユニゾンやホモ・テクスチュアの部分見られる。このロンド主部挿入される副次的主題は、8分音符のみで印象深いメロディーを創り出しており、この音形が多様装飾される。そして、3連音符特徴的で、左右の手のユニゾンによるコーダを奏して曲を閉じる。この作品は、同年ショパン自身により、2台ピアノのための作品編曲されている。


参考文献 資料
Fryderyk Chopin “Rondos fur Klavier und fur 2 Klaviere” ed. I.J. Paderewski, L. Bronarski, J. Turczynski Warszawa : Instytut Fryderyka Chopina 1957


ピアノ24手稿についてはこちらを参照のこと。

モーツァルト : ロンド ヘ長調

英語表記/番号作品情報出版情報
モーツァルト : ロンド ヘ長調Rondo F-Dur K.494作曲年: 1786
解説
  ニ長調K. 485のロンドと共に1786年作曲された。アンダンテの4分の2拍子ヘ長調書かれている並進行をする重音や、左右の手が生み出す並進行が特徴的である。曲全体通して気品のある優雅さが漂っており、一時的に激しい響き和音が用いられる際にも、どこか落ち着いた雰囲気が備わっている。また、細やかな音の動き多用されており、装飾的な音に富んでいる。

シューベルト : ロンド ホ長調

英語表記/番号作品情報出版情報
シューベルト : ロンド ホ長調Rondo D 506作曲年: 1817? 出版年: 1848 初版出版地/出版社: Diabelli
解説

ショパン : ロンド 変ホ長調 (序奏とロンド)

英語表記/番号作品情報出版情報
ショパン : ロンド 変ホ長調 (序奏とロンドRondo Es-Dur Op.16標準演奏時間: 11m30s作曲年: 1829? 出版年: 1834 初版出版地/出版社: Breitkopf & Härtel
献呈先: Caroline Hartmann
解説
 弟子のカロリーヌ・ハルトマン嬢に捧げられている。ショパン20代の前半パリに着いて間もない頃に着手された作品であると同時にショパンが手がけた最後のロンドとなっている。

 

 この頃作品としては比較規模大きく51小節に及ぶ序奏を持つ。この序奏は、アンダンテの4分の4拍子開始する。また、この冒頭部分は、この作品主調変ホ長調からみると平行調にあたるハ短調書かれている。そして、その後アジタート→ピウ・モッソと、この序奏内部で既に、テンポと共に曲想変化する。そのため、この作品は「序奏とロンド」の名で呼ばれることがある。ロンド主題前部で4回奏され、その後コーダが続く。このロンド主題は、アレグロ・ヴィヴァーチェの4分の2拍子で、クラコヴィアク性格をもつ。クラコヴィアクとは、ポーランドクラクフ地方の2拍子民族舞踊で、横に軽くジャンプしながら進む円舞1種である。

 この作品では、曲全体通してこの頃ショパンが知り合ったリスト作風通じるものが見られる


参考文献 資料
Fryderyk Chopin “Rondos fur Klavier und fur 2 Klaviere” ed. I.J. Paderewski, L. Bronarski, J. Turczynski Warszawa : Instytut Fryderyka Chopina 1957



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ロンド形式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/04 06:51 UTC 版)

(ロンド から転送)

ロンド形式(ロンドけいしき、Rondo)とは、ある同じ旋律(ロンド主題)が、異なる旋律を挟みながら何度も繰り返される楽曲形式のこと。


「ロンド形式」の続きの解説一覧




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