丹波早生富有とは? わかりやすく解説

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丹波早生富有【タンバワセフユウ】(果樹)

※登録写真はありません 登録番号 第4538号
登録年月日 1995年 6月 13日
農林水産植物の種類 かき
登録品種の名称及びその読み 丹波早生富有
 よみ:タンバワセフユウ
品種登録の有効期限 18 年
育成者権の消滅 2001年 6月 14日
品種登録者の名称 田中嘉二
品種登録者の住所 京都府綾部市物部町岸田20番
登録品種の育成をした者の氏名 田中嘉二
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は「富有」枝変わりであり,果実大きさが220g程度,果形がやや扁円,果皮朱色育成地(京都府綾部市)で10月上旬成熟する早生完全甘柿である。  樹勢発育枝長さ及び太さは中,の色は赤褐,葉身の形楕円大きさは中である。雌花大きさは中,雄花及び完全花は無である。果実の形はやや扁円,縦断面の形は扁円,果頂部の形は浅凹,横断面の形は方円果実斜線溝は不明瞭で短,側溝は無,蒂部の皺は少,果皮亀甲紋は無,果粉の多少は少,蒂窪平面の形は正方形側面の形は凹Uである。果心の形は短三角果実大きさは中(220g程度),果皮の色果実の座の有無及び条紋の発生程度は無,蒂の全形中太肩平,大きさはやや小,果実対す姿勢は平行である。果肉の色は黄橙,褐斑の大きさは小,密度は粗,分布果肉全体肉質は密,甘味はやや少(糖度14度程度)である。種子数は1~2,種子の形は短三角大きさは大,雌花開花期は晩,落葉期は中,成熟期は早,育成においては10月上旬である。花性は雌花のみ,甘渋性は完全甘,生理落果多少は少,果頂裂果性は無,蒂隙性は少である。  「富有」及び「松本早生富有」と比較して,果頂部の形が浅凹であること,果実横断面の形が方円であること,果粉が少ないこと,種子数が少ないこと等で,「能登紅富有」と比較して,果粉が少ないこと,果皮の色が燈であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,出願者が自園(京都府綾部市)において栽培していた「富有」の中から昭和57年頃に果実着色早い発見し60年高接ぎ育成し以後増殖行いながら,特性の調査確認行い育成完了したのである





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