上醍醐寺とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 寺院名 > 上醍醐寺の意味・解説 

上醍醐寺

読み方:カミダイゴジ(kamidaigoji)

別名 上醍醐観音堂西国第一一番霊場

宗派 真言宗醍醐派

所在 京都府京都市伏見区

本尊 准胝観世音菩薩

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

醍醐寺

(上醍醐寺 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 08:39 UTC 版)

醍醐寺(だいごじ)は、京都市伏見区醍醐東大路町にある真言宗醍醐派総本山となる寺院山号は醍醐山(深雪山とも)。本尊薬師如来。上醍醐の准胝堂(じゅんていどう)は、西国三十三所第11番札所で本尊は准胝観世音菩薩。京都市街の南東に広がる醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内を持ち、国宝重要文化財を含む約15万点の寺宝を所蔵している[1]豊臣秀吉による「醍醐の花見」が行われた地としても知られている。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。


注釈

  1. ^ 醍醐とは、尊い教えの比喩として『大般涅槃経』などの仏典に登場する乳製品である。
  2. ^ 「法華三昧堂」として朱雀天皇の勅願で天暦3年(949年)、下醍醐に創建されたが、後に焼失した。
  3. ^ 12世紀後半に建立された後白河法皇の御願寺。
  4. ^ 仏塔の屋根は、初重が最も大きく、二重、三重と上へ行くにしたがって次第に小さくなるが、その減少率が大きいという意。
  5. ^ 総本山醍醐寺、真言宗十八本山神仏霊場会西国三十三所第11番札所、近畿三十六不動尊第23番、西国薬師四十九霊場第39番、役行者霊蹟札所の納経を扱っている。
  6. ^ 2020年に員数をそれまでの「69,378点」から「69,393点」に訂正[8]
  7. ^ 2004年に「木造大威徳明王像 1躯 附・木造不動明王・降三世明王軍荼利明王、金剛夜叉明王像 4躯」として重要文化財に指定されたが、2009年に附指定の4躯を本指定に格上げし、指定名称も「木造五大明王像 5躯」となった[13][14]
  8. ^ 管理団体指定告示は、昭和52年4月25日文化庁告示第8号及び第9号。

出典

  1. ^ 寺宝/文化財”. 醍醐寺. 2019年9月16日閲覧。
  2. ^ 清水 2021, pp. 192~196
  3. ^ a b c 読売新聞』、1995年9月11日。
  4. ^ 醍醐寺の年中行事一覧”. 2018年2月25日閲覧。
  5. ^ 田中美枝子「餅上げ道場 師範は横綱◇京都・醍醐寺で力を競い奉納 31人の教え子が優勝◇」『日本経済新聞』、2018年2月20日、朝刊。
  6. ^ 平成27年9月4日文部科学省告示第134号
  7. ^ 平成25年6月19日文部科学省告示第105号
  8. ^ 令和2年9月30日文部科学省告示第122号
  9. ^ 平成29年9月15日文部科学省告示第114号
  10. ^ 国宝・重要文化財の指定について”. 文化庁. 2020年3月19日閲覧。
  11. ^ 文化審議会答申 ~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定及び登録有形文化財(美術工芸品)の登録について~”. 文化庁. 2020年3月19日閲覧。
  12. ^ 令和2年9月30日文部科学省告示第118号
  13. ^ 平成16年6月8日文部科学省告示第112号
  14. ^ 平成21年7月10日文部科学省告示第108号
  15. ^ 図説日本の史跡 1991, p. 122
  16. ^ 西国三十三観音霊場第十一番、准胝観世音菩薩ご開扉法要”. 醍醐寺. 2018年2月25日閲覧。
  17. ^ a b 井上 2012, pp. 426~7
  18. ^ 新明国上教会の由来について”. 宗教法人新明国上教会. ?閲覧。
  19. ^ a b c d e 京都大阪森林管理事務所メールニュース「平安」第11号”. 近畿中国森林管理局 京都大阪森林管理事務所. 2022年10月22日閲覧。
  20. ^ 拝観のご案内”. 醍醐寺. 2018年2月25日閲覧。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「上醍醐寺」の関連用語

上醍醐寺のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



上醍醐寺のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの醍醐寺 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS