准胝観音とは?

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じゅんでいかんのん -くわんおん 【准胝観音】

七観音,また真言系の六観音の一。三目一八(び)の像が一般的密教では七俱胝仏母(しちぐていぶつも)

准胝観音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/30 03:29 UTC 版)

准胝観音(じゅんでいかんのん、じゅんていかんのん)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。準胝観音または準提観音とも書く。准胝仏母とも。




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出典

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  2. ^ 田中公明『図説チベット密教』春秋社、2012年、172頁;同「密教の尊格とその図像」『シリーズ密教1 インド密教』春秋社、新装版2005年、106頁。
  3. ^ 森雅秀『インド密教の仏たち』春秋社、2001年、210-212頁
  4. ^ 森雅秀『インド密教の仏たち』、春秋社、2001年、305頁、第5章の註(31)
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  23. ^ 「金剛杵」(こんごうしょ)は「五鈷杵」(ごこしょ)とも呼ばれる。「准胝法」においては菩提心を意味し、五鈷杵の中心部分に覚りとしての種子(しゅじ:密教用語)である梵字の唵(オン)字や阿(ア)字、吽(フーム)字を現出するので、三昧耶形においては智慧を司る。
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  52. ^ 『准提修法 顕密圓通成佛心要』(老古文化事業股份有限公司)、pp.16-17に鏡のイラストが載せられている。
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  65. ^ 『尊那佛母所説陀羅尼修持法要』(正見學會)、p42。
  66. ^ 『尊那佛母諸説陀羅尼修持法要』(正見學會)所収、pp29-55。
  67. ^ 『両界曼荼羅 元禄本』(東京美術)、pp59-61。
  68. ^ 『准提修法 顕密圓成佛心要』(老古文化事業股份有限公司)、pp.1-41。
  69. ^ 『インドネシアの密教』(法藏館)、pp53-150。

注釈

  1. ^ チュンダー陀羅尼(准胝陀羅尼):「七千万の正等覚者に帰命する。オーム・チャレー・チュレー・チュンデー・スワーハー。」[14]
  2. ^ セイロン島タイインドネシアを始めとする東南アジア一帯は、今日では上座部仏教イスラム教などで知られるが、もともとは大乗仏教と、その後に伝播した密教やヒンドゥー教の文化圏でもあった。インドネシアには、さまざまな密教遺跡やヒンドゥー教遺跡が残るが、東端のバリ島は、唯一のヒンドゥー教圏として有名であり、現在は土着の文化となった「ケチャ」は有力な観光資源となっている。
  3. ^ 梵文を Oṃ cale cūle cundi svāhā とし、中間の三語を「遊行尊よ、頂髻尊よ、清浄尊よ」と解するものもある[22]
  4. ^ ここでいう「寶瓶」(ほうびょう)は、准胝観音の持物である「如意瓶」を指している。「如意瓶」は、「准胝法」において道場荘厳用の重要な法具でもあり、三昧耶形においては衆生を潤す方便を司る。。
  5. ^ ジュン(cun)とする説もある。(台密・豪潮律師の『佛母準提供私記』と、中国密教の『七倶胝佛母所説準提陀羅尼經節要』の説による。)参照:『尊那佛母所説陀羅尼修持法要』(正見學會)、p40。
  6. ^ サキャ派には、一般的な諸尊法を集めた日課行法の『成就百法』と呼ばれる「一尊法」のテキスト集があり、その中の一冊。なお、サキャ派はチベット密教でも、ニンマ派に次いで古い流派なので、『成就百法』以外にも多数の諸尊法集のテキスト群や「準提法」のテキストが伝えられている。
  7. ^ 『成就百法中準提佛母成就法』(中國藏密薩迦佛學研究會)を参照のこと。
  8. ^ 『寶源百法摘録准提佛母成就略軌』(台灣智慧輪佛學會)を参照のこと。
  9. ^ 『大幻化金剛成就儀軌』(蓮華堂出版部)を参照のこと。
  10. ^ 入唐八家(にっとうはっか)とは、平安時代に中国のに渡り中国仏教や密教をはじめ、当時の様々な文化を日本に伝えた僧侶の八人を指して言う。年代順に名前を挙げると最澄空海常暁円行円仁恵運円珍宗叡の八人となる。
  11. ^ 歴史上の空海が伝えた主要な法は、全て当時のサンスクリット文字(梵字)で書かれており、[要出典]そのことは空海自身が著書『三学録』の中で、「漢訳によらず、梵本によるように」と述べられていることでも分かる。いわゆる「次第書」の基となる儀軌類と呼べるものは全部で9本あって、資料となる『七倶胝儀軌』はその中の貴重な1本である。
  12. ^ この書は、日本の豪潮律師が残した『準提懺摩法 全』の原典に当る。現在の中国禅では、原題のまま『懺悔文』(さんげもん)として唱えられているが、中国密教の唐密では『準提大曼荼羅法』と呼ばれ、同じ文章のテキストではあるが口伝に基づき「布薩会次第」、「葬儀次第」、「大曼荼羅供養次第」として内容を差し替えて別々の法要に用いられる。そのため、文献上で調べてもその違いや実際の修法は全く分からないようになっている。文字によらない教えともされる密教の特徴はこのようなところにも顕れている。
  13. ^ この書は、唐・不空三藏 訳 『七倶胝仏母所説准提陀羅尼経』を底本として、元代以来の准提経諸本を集約したもの。
  14. ^ 豪潮律師は本来、密教の導師(グル)であるから阿闍梨と呼ぶのがふさわしいが、戒律復興運動に尽力して日本の天台宗に史上初めて体系的な戒律であるところの正式な出家戒と小乗戒、大乗戒と密教の三昧耶戒をもたらし、自身も戒律を守ることが堅固であったために律師の称号で呼ばれる。その大法伝授の際の故事を空海になぞらえ、密号(みつごう)を「遍照金剛」という。また、能書家でもあり、出身地の九州では北島雪山秋山玉山らと共に「肥後三筆」に数えられて、その作品も数多く遺されている。[要出典]
  15. ^ 明代の資料である『大准提菩提焚修悉地懺悔玄文』(夏道人 著)に、内容が完全に一致する。この『准提懺摩法 全』は、江戸の本郷にあった喜福寺の蔵版になる准胝観音(準提仏母)を主尊とする「懺法」(さんぽう)の次第書。歴史上の釈尊以来の教えとして、小乗・大乗・金剛乗に共通して仏教徒となるためには戒律を授かる必要がある。そして、仏教徒になってからは、その戒律を維持するために毎月2回、普通は新月と満月の日か、旧暦の1日と15日に集まって懺悔(さんげ)のための「布薩会」(ふさつえ)という法要を行う。とりわけ准胝観音は、密教に不可欠な三昧耶戒を取り戻すための重要な尊挌とされている。
  16. ^ 豪潮の口伝に基づき、弟子の享照が記述したもの。明代の資料である『准提簡易持誦法』を、四度立てに解釈し直した内容となっている。
  17. ^ 「准胝法」に必要な印信類を記したもの。特に、日本には無いといわれていた「六字観音」の真言の伝授があり、その真言が梵字で書かれている。
  18. ^ 明代における福州市にあった寺院「準提堂」における伝授の内容の一部を伝えるもの。明代の施尭挺の著作とは内容が異なる。
  19. ^ 大訥愚禅(だいとつぐぜん:1786-1859)は江戸時代の曹洞宗。天明6年(1786年)に越後国魚沼で生まれ、嘉永5年(1852年)に徳川十二代将軍・家慶の勅命により、徳川家の菩提寺の一つでもあった江戸・駒込吉祥寺の住職として任命され、禅学の学問所である「栴檀林」の総長となる。江戸時代には愚禅と名がつく禅の名僧が多くいるが、その中で代表の一人とされる。駒込吉祥寺の住職となってからは、吉祥愚禅とも名乗る。[要出典]
  20. ^ この書は、中国の資料である『准提心要』(明・施尭挺)と同じもの。
  21. ^ お経の原文は「仏言此呪印能滅十悪五逆一切重罪。成就一切白法。具戒清潔速得清浄。若在家人。従不断酒肉妻子。倶依我法無不成就。」となる。なお、現在の中国禅においては、このお経の一文の「若在家人。従不断酒肉妻子」を乱脱であるとして、厳しい具足戒を保ち、侶の修行者でなければ成仏や成就はしないとする説がある。[要出典]
  22. ^ 『七科三十七道品』は、『三十七菩提分法』ともいう。
  23. ^ お経の原文には「尊那功徳聚、寂静心常持、一切諸大難、無能侵是人、天上及世間、受福如仏等、従茲如意宝、定獲無等等」となっている。
  24. ^ 『大准提菩薩焚修悉地懺悔玄文』(明・夏道人)には、「稽首功徳聚、寂静心常誦、一切諸大難、無能侵是人、天上及人間、受福如仏等、遇此如意珠、必得無等等」とあり、この偈頌の後に「准提真言」の短呪か中呪、「六字明呪」(四臂観音呪)、「一字文殊呪」、「一字金輪呪」等の真言が続く。
  25. ^ 日本の図像や仏像ではこれを「念珠」としている。
  26. ^ 三式」(さんしき)は太乙神数・奇門遁甲六壬神課の三つからなる古代中国の運命学の一つで、からの時代に完成されたといわれていて、日本にも飛鳥時代から平安時代に渡来したとされている。袁了凡が「三式」を学んだかどうかの史実は確認しがたいが、現在の中国の資料にそのような伝説が載せられている。これは「三式」の中の奇門遁甲が中国では軍学や兵術にも数えられ、袁了凡が倭寇を平定し、朝鮮出兵を退けたという史実に対して占術と結びつけて仮託されたものとも考えられる。また、袁了凡が学んだのは「三式」ではなく、『陰騭録』には「の大家である邵康節先生の秘伝を受け継いだ孔先生」とあるところから、『皇極神数』(こうきょくしんすう;『邵子皇極経世』のこと)や、『鉄版神数』(てっぱんしんすう)であるとする説もある。『鉄板神数』は清代に中国で流行した易学であるが、日本ではまだあまり知られていない。その『鉄板神数』のなかでも、「中州派」と呼ばれる古流派は邵康節の伝とされ、江戸時代の日本には『前定易数』の別名で明代の版本が中国密教と共に伝わっていた。
  27. ^ ここでは数え年なので、52才とする見方もある。
  28. ^ 「五無間罪」は、「五逆罪」あるいは「五無間業」とも言う。地獄の最下層である、「無間地獄」に落ちる原因となる五つの罪業のことを指している。その五つの罪業とは、1:母を殺すこと、2:父を殺すこと、3:阿羅漢(アラカン)を殺すこと、4:暴力などの行為によって仏陀の身体より血を流させること、5:団(サンガ)の和合を破壊することの五つである。現代では、親族殺人に関する特別な刑罰がないので意識され難いが、仏教では身近な人に対する暴力や殺人は否定されるべものとして強く戒められ、更には信仰の拠り所となる仏陀団への罪は、重罪として挙げられている。顕教では、阿弥陀仏でさえ「五逆罪」を犯した者だけは浄土に迎え入れないとするが、密教では、准胝観音が心よりその罪を懺悔(さんげ)する者があれば、その全ての罪業を滅して成仏を約束する。
  29. ^ ここでは、「過去における無限の生まれ変わりの生」の意味となる。
  30. ^ 十善戒に違反する悪しき行いの数々を指している。
  31. ^ ここでは、顕教の場合には1:姦淫、2:殺人、3:窃盗、4:大妄語(詐欺・覚りを偽る・団の和合を破壊する)の四つを指す。密教の場合は、密教に不可欠な戒律である『三昧耶戒』のうち、中期密教を代表する戒律の「十四根本堕」に説かれる中心となる四つの戒律である、四重禁戒に違反する悪しき行いの数々を指している。
  32. ^ 世俗における願いが成就し、出家あるいは仏教的な願いが成就すること。
  33. ^ ここでの仏種は、三昧耶戒にも説かれる「プトガラ」(pudgala)のことをいう。
  34. ^ 『准胝鏡』は丸い鏡で、その表面は鏡面の周りに梵字の真言を配置し、鏡の裏面は漢字の真言に加えて、准胝観音の図像の後ろ姿等を描き、取り外しのできる台座は、ナンダ竜王とウパナンダ竜王が鏡を支える姿形をとるのが伝統的なスタイルとなっている法具である。
  35. ^ 准胝観音の寶瓶は、古代バラモン教におけるドゥルガー神の「水瓶の祭り」に起因する。現在のヒンドゥー教のドゥルガー神は恐ろしい怒りの神とされるが、古代のドゥルガー神は地蔵菩薩と同じく実りをもたらす「地母神」に由来し、水瓶は種籾を育てるための「五穀豊穣」の祈りにとって神器とされた。それゆえ、准胝観音の寶瓶は、智慧の水によって「仏種」を育てて覚りをもたらし、一切衆生を利益する方便の象徴でもある。
  36. ^ この『金剛童子随心呪』は、当初は興福寺に伝わっていたが、後に加賀の前田家に秘蔵され、伝承では空海の筆になるとされていたが、調査により空海以前の唐僧の手になることが判明して、空海の「録外の請来品」とされている。書道や美術関係では有名な資料であり、昭和26年には前田育徳会から「尊経閣叢刊」として忠実な複製が発行された。題名に金剛童子とあるために、バジュラクマ-ラ(Vadjra kumāra)や蘇婆呼童子(ソバコ:Subahu)等の金剛童子の諸尊と間違われるが、実際の内容は『穢跡金剛』の儀軌次第である。この『金剛童子随心呪』は、金剛智三蔵の訳経を底本としており、文中に鳩摩羅什(羅什法師)の穢跡金剛法の事歴について触れているので、不空三蔵以降に中国で書かれたことが分かり、師である恵果阿闍梨あるいは、その弟子の手になるものとも考えられ得る。
  37. ^ 「烏枢沙摩明王」は、別名の「ウッチュシュマ:Ucchuṣma」の音訳。
  38. ^ 「訶梨智母将主菩薩」は中国密教での呼び名。鬼子母神(ハーリーティー、Hārītī)のこと。
  39. ^ 「烏枢沙摩明王」には、十二天の「火天」(アグニ)を出自とするという説があるが、これは『穢跡金剛』の別名である「火頭金剛」に由来する。「火頭金剛」は文字通り、頭の毛が逆立って常に燃え上がり、全身が赤い色の姿をしていてこの世の不浄を焼き払うとするので、明らかに「火天」からの出自を窺わせるものである。なお、「金剛夜叉明王」の梵名をヴァジュラヤクシャ(vajra-ykṣa)とするのは、漢名から梵語(サンスクリット)へと還元された梵名である。
  40. ^ 『釈氏洗浄法』には、その由来と儀軌やお手洗いの作法(侶の四威儀)等が版刻して述べられている。古書により多数の書き込みがあり、図面に加えて修法の壇や、旅先で生水にあたらないようにする薬法や入浴の作法が加えられている。原文は漢文で、現在のところ穢跡金剛法の伝は中国大陸や台湾と香港にも伝わってはいるが、共に明代からの伝で清代以降の版本を基としているので、日本に伝わった唐代空海の請来による梵本の儀軌と『金剛童子随心呪』、徹通和尚の請来による宋代の『釈氏洗浄法』の三者を伝授に関する最古の資料とすることができる。
  41. ^ ここでいう「大曼荼羅」とは、四種曼荼羅の「大曼荼羅」・「三昧耶曼荼羅」・「法曼荼羅」・「羯摩曼荼羅」のうちの一つを指す。
  42. ^ 「心真言」(しんしんごん)は「心中真言」(しんちゅうしんごん)とも言うが、通常は、その尊格の最も短い真言を指す場合が多い。
  43. ^ 『七倶胝仏母所説準提陀羅尼経節要和訳』(蓮華堂出版部)を参照のこと。
  44. ^ 「字輪」(じりん)は、「呪輪」(じゅりん:咒輪)とも言う。いわゆる真言を配置した輪(わ)のことを指す。
  45. ^ 伊迦惹托の「イケイジャット」は中国密教の呼称。梵名は「エカジャティ」または「エーカジャターラークシャーヤャ」といい、日本では「一髻羅刹」(いちけいらせつ)と訳される。チベット密教のニンマ派では、「ガクスンマ」とも呼ばれ、憤怒相の十一面観音の明妃で、女尊の護法尊の筆頭とされている。なお、『仏説持明蔵腧伽大教尊那菩薩大明成就儀軌経』(大正蔵:第二十巻・密教部、№1169)には、一面四臂と一面六臂の二種類の尊様を説く。[要出典]
  46. ^ 縛羅曩契の「プラナキ」は中国密教の呼称。日本では「バザラノウケイ」と読み、「バジラウンカラ」または「金剛ウンカラ」と呼ばれる尊挌に当る。また、『仏説持明蔵腧伽大教尊那菩薩大明成就儀軌経』には、「縛羅嚢契明王」や「金剛嚢契」とも訳されている。同経の第四巻(大正蔵:第二十巻・密教部、№1169、p691。)には、一面四臂で身体は明白色の尊様を説き、右手の一手に剣、第二手に鉞斧、左手の第一手に羂索、第二手に蓮華を持つとある。この尊格は、日本の胎蔵界曼荼羅の持明院に「勝三世明王」の別名でも登場するが、「降三世明王」と同名異体とする説と、同名同体とする説との二説があり、未だ解明されていない。
  47. ^ 無能勝明妃(アパラージター:Aparājitā)は、無能勝明王の明妃であり、日本では無能勝妃あるいは無能勝明王妃とも表記される。両尊は胎蔵界曼荼羅において釈迦如来の左右に描かれていて、無能勝明王は釈迦如来が「降魔成道」を行った際の禅定を擬人化したもので、釈迦如来の化身とする説と、地蔵菩薩の化身であるという二説がある。インドにおいては釈迦如来は男尊であり、地蔵菩薩は女尊なので、無能勝明王が釈迦如来の化身で、無能勝明妃が地蔵菩薩の化身とも考えられる。
  48. ^ 明蛇使者菩薩を、ここでは准胝観音の眷属である「八大竜王」を統括するので「八大竜王女」と訳す。この尊挌をチベット密教では龍女(ナーギニー)と呼ぶが、実際は水天の明妃である水天妃(ヴァルナニー:varuṇanī)を指し、日本密教では胎蔵界曼荼羅の西院に登場する。なお、「深沙大将」または、「水天」であるとする説もある。
  49. ^ 大黒天(マハーカーラ)を筆頭とする諸天神。また、中国密教では、これに伽藍神としての韋駄天と世護法(関帝)を加えることが多い。
  50. ^ 灌頂用の立体曼荼羅は日本密教では全く馴染みがないが、中国密教やチベット密教において用いられる。小さいものは50センチ四方の立体的な大きさから、大きいものは3メートル四方の立体的なものまである。
  51. ^ 説法印には2種類ある。日本式の尊像は両手を開いた、如来もしくは菩薩形の説法印、中国式の尊像は両手の指を組んだ「准胝根本印」とも呼ばれる説法印を結ぶ。
  52. ^ 京都にある仁和寺ではありませんので、ご注意ください。







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