ワイン選び
慣れないうちは、多彩な風味を持つワインたちのなかからどれを選んでいいか迷うものです。そんな時には、ワインに力を入れているお酒屋さんに気軽に相談してみるのが一番です。相談する際のキーワードは、白ワインなら、「甘味、酸味、果実味」の三つ、赤ワインなら「渋み、コク、果実味」の三つを、とりあえず憶えておくといいでしょう。たとえば、「ほんのり甘くて、酸味のさわやかな、フルーティな白ワインを」とか、「渋みの少ない、軽やかな(あまりコクの強くない)、果実味たっぷりの赤をください」といった具合です。また、最近では、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどという、葡萄品種の名前をラベルに明記しているワインも増えていますから、一度気に入った品種に出会ったら、次からは同じ品種を指名するのも良い方法です。飲み慣れてくると自然と好みのタイプの幅が広がってきます。フルーティなもの、コクのあるもの、軽いもの、重厚なもの。ごく甘口の白から、辛口の白やロゼワイン、そして、多彩で奥深い赤ワインのおいしさなど、それぞれの良さがわかってきます。葡萄の産地や品種、その年々の気候、熟成期間の違いなどによって1本1本個性が異なるワインの魅力から離れられなくなるでしょう。TPOにあわせて、気軽にお好きなワインを楽しんでください。 |
ワイン選びと同じ種類の言葉
- ワイン選びのページへのリンク