レンジパリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 07:16 UTC 版)
「電気自動車用蓄電池」の記事における「レンジパリティ」の解説
航続距離パリティとは、比エネルギーが1 kWh/kg以上のバッテリーを搭載した電気自動車が、平均的な全内燃機関車と同じ航続距離(500キロメートルまたは310マイル)を持つことを意味する。航続距離が長いということは、電気自動車が充電なしでより多くの距離を走ることを意味する。 日本と欧州連合(EU)の当局者は、温室効果ガスの排出削減に貢献するため、電気自動車用の先進的な二次電池を共同で開発することを協議している。日本の電池メーカーであるGSユアサは、1回の充電で電気自動車を500 km走らせることができる電池の開発は可能であると述べている。シャープとGSユアサは、日本の太陽電池メーカーの中でも、協力関係を築ける可能性のある企業である。 ACプロパルション・tzero(英語版)に搭載されているリチウムイオン二次電池は、1回の充電で400から500 kmの航続距離を実現している(1回充電による距離)。2003年の発売当時の定価は22万ドル。 74 kWhのリチウムイオン電池を搭載したダイハツ・ミラで、日本EVクラブが電気自動車の世界記録である1,003 kmの無充電走行を達成。 中国・江蘇省のZonda Busは、電気のみで500 kmの走行が可能なZonda Bus New Energyを提供している[要説明]。 82 kWhのバッテリーを搭載したスーパーカーであるリマック・コンセプト・ワンの航続距離は500 km。この車は2013年から製造されている。 60 kWhのバッテリーを搭載した純電気自動車BYD・e6の航続距離は300 kmである。
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