レグザポータブルテレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:47 UTC 版)
東芝製では初となる地上デジタルチューナー内蔵ポータブルテレビ。視聴場所に応じてフルセグ放送・ワンセグ放送の受信が可能で、フルセグ放送を受信するときは付属品の地デジ用アンテナケーブルをアンテナ端子に接続(その際、外部アンテナに切り換わる)、ワンセグ放送を受信するときは内蔵されているロッドアンテナを伸ばすことで受信できる。なお、一部ケーブルテレビの自主放送などに用いられているコンテンツ権利保護専用方式を採用していない番組の視聴は不可である。また、屋外や台風などの停電時でも視聴できるようにバッテリーパックを内蔵している。 現在は生産を終了している。 10WP1 - 広視野角のIPS液晶を採用しており、10.1v型の小型ながら画面解像度をハイビジョンテレビと同じHD(1,366×768ドット)としているため、文字の表示部分などの細かい部分までなめらかで精細な表示が可能。スピーカーには40mmの大口径タイプを採用しており、迫力のあるサウンドを楽しめるほか、Bluetoothに対応しているため、スマートフォンやタブレットなどの対応機器とペアリング設定(最大8台まで登録可能、9台目以降は登録が最も古い機器から順に消去されるため、再び使用するにはペアリングを再設定する必要がある)をすることでアクティブスピーカーとして使用することができる「Bluetooth音楽再生モード」を搭載しており、本機能使用中に画面の表示を消すことができる「画面 消」モードも搭載されている(「画面 消」モードは節電モードの一つとして搭載しており、画面を暗くすることで消費電力を抑える節電モードに切り替えることもできる)。また、「レグザリンク・シェア」に対応しており、「タイムシフトマシン」や「ざんまいプレイ」に対応したレグザ、レグザサーバー/レグザブルーレイをホームネットワーク経由で視聴することが可能で、リモコンにはこれらの機能を呼び出すための「過去番組表」や「ざんまい」ボタンを配置。無線LANを内蔵しており、配信した番組をワイヤレスで受信することも可能である。本体はJIS防水保護等級IPX5相当の防水対応で、リモコンも防水対応のため、水回りでの使用や濡れた手での操作も可能。本体にはタッチセンサーを搭載しており、「タッチメニュー起動ボタン」を押すことで液晶画面に「タッチメニュー」を表示し、直観的に操作ができる。USB端子やSDメモリーカードスロットを搭載しており、USBメモリやSDメモリーカードに記録した動画・写真・音楽の再生も可能なうえ、レグザ・レグザサーバー・レグザブルーレイで録画した番組をあらかじめSeeQVault形式に変換して記録したUSBハードディスクやmicroSDメモリーカードを本機で再生することも可能。
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