ラボナ周辺に集まった覚醒者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:57 UTC 版)
「CLAYMOREの登場人物」の記事における「ラボナ周辺に集まった覚醒者」の解説
物語終盤、「深淵を超える者」と目されるプリシラの復活を見物するためラボナ周辺に集まった覚醒者たち。復活直後のプリシラの無差別攻撃により半数以上が倒され、その後生き残った9体の覚醒者(エウロパのみ途中で逃走)はミリアの策に乗り、カサンドラと闘う。 クロノス 元No.4の男の覚醒者。残り僅かな男性覚醒者の生き残りであり、同じく男性覚醒者のラーズと共にラボナ周辺へプリシラ見物にやってきていた。 見物に集まった覚醒者の中でも1、2を争う実力者であり、復活直後のプリシラの暴走も難なく逃げ切り、その後のカサンドラ戦でもオクタビアと共に最後まで戦い抜いた。カサンドラとの戦いに参加する直前、ラボナにて戦士達の戦いを見守っていたラキに近づきラキ自身がプリシラとの戦いの「鍵」を握る存在だと述べている。その後、最強の覚醒者であるプリシラに支配されたくない考えからミリア達と共に打倒プリシラを目指す。ラーズがカサンドラの攻撃で命を落とし敵討ちを考えるが、オクタビアに諭されプリシラ戦に向かう。カサンドラを吸収したプリシラに攻撃するも同様に取り込まれ、戦士たちを襲いはじめる。しかし蘇ったテレサの一喝で我に返り、最後はこのまま死んだのではラーズに顔向けができないとプリシラに抵抗しながら散った。 オクタビア 元No.2の覚醒者。通称「沛艾のオクタビア」。「深淵を超える者」であるプリシラを興味本位で見物にラボナ周辺に集まった覚醒者の一人である。 最強の覚醒者であるプリシラに支配されることを恐れ、ミリアが提案した打倒プリシラ作戦に参加する。 沛艾とは「気性の荒い馬が跳ねて暴れること」で、覚醒体はその名を示す通り馬のような形をしており、両手は触手に変形し、相手を切り刻んだり捕らえたりすることができる。カサンドラの予想以上の実力で戦いが膠着状態となる中、クレアの案に賛同しプリシラ戦に向かう。カサンドラを吸収したプリシラに攻撃するも同様に取り込まれ、戦士やラキを襲いはじめる。しかし蘇ったテレサの一喝で我に返り、最後はプリシラに抵抗しながら散った。No.2であることには誇りを持っていた、と語っている。 ラーズ 元No.6の男の覚醒者。残り僅かな男性覚醒者の生き残りであり、同じく男性覚醒者のクロノスと共にラボナ周辺へ見物にやってきていた。普段はクロノスと行動を共にし、彼の側近かのような振る舞いをしている。 復活したプリシラの暴走をクロノスと共に難なく切り抜けたあと、ミリア達と共闘することを決めたクロノスの意思に従い他の覚醒者たちと共に覚醒カサンドラと対峙。しばらく奮戦するも、覚醒カサンドラの塵食いによって切り刻まれて絶命した。 エウロパ プリシラ復活を見物に来ていた覚醒者のひとり。復活直後のプリシラの暴走を切り抜けたあと、プリシラを倒すために戦士たちと共闘することを決めた他の覚醒者に混じって覚醒カサンドラと対峙する。しばらく攻撃を加えていたが、突如として繰り出された塵食いの技によって首を切られ絶命……したかに見えたが、遅れて戦いに参加してきたクロノスによって正体をバラされてしまう。 彼女の戦士時代の異名は「怠惰のエウロパ」。極度の面倒くさがりであり、戦いに飽きてしまうと死んだフリを決め込んで戦闘を放棄することからその異名が生まれたという。事実、覚醒カサンドラとの戦闘で首を切られたのはワザとであり、他の覚醒者が軒並み完全覚醒する中で一人だけ部分的な覚醒に留めるなど、そもそも最初からやる気を出していなかった。 クロノスによって死んだフリをバラされたあと、エウロパは仕方なく完全覚醒してクロノスやオクタビアと共に覚醒カサンドラと再び対峙。しばらくは真面目に戦っていたが、今度は空腹を理由に戦場から逃走、未だラボナに残っている兵士たちの内臓を狙ってラボナを襲撃し、ガラテアを始めとした新時代の戦士たちと戦う。
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