ヨハネの手紙二
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/12 09:48 UTC 版)
『ヨハネの手紙二』(ヨハネのてがみに)は、新約聖書正典中の一書で、公同書簡と呼ばれる書簡の一つ。他のヨハネ書簡などとともにヨハネ文書と分類されることもある。13節のみで構成され、旧約・新約を通じて聖書中最短の書である。
- ^ Wikisource日本語版のs:ヨハネの第二の手紙(口語訳)より。以下同じ。
- ^ 松永 1991, p. 465
- ^ 大貫 1995, p. 132
- ^ フェデリコ・バルバロ 1975, p. 639
- ^ 泉田 et al. 1985, pp. 1324–1325
- ^ フェデリコ・バルバロ 1975, pp. 639–640
- ^ 泉田 et al. 1985, pp. 1322–1323
- ^ a b 山内 1994, p. 220
- ^ 大貫 1995, pp. 153–154
- ^ 中村 1981, pp. 441–442
- ^ 宮内 1989, pp. 756, 758
- ^ 大貫 1995, pp. 151–152
- ^ 田川 2015, pp. 834–836
- ^ 大貫 1995, p. 152
- ^ ヨハネス・シュナイダー 1975, p. 405
- ^ 旧約新約聖書大事典 1989, p. 1254
- ^ 田川 2015, p. 836
- ^ a b 宮内 1989, p. 756
- ^ 松永 1991, p. 444
- ^ 大貫 1995, p. 153
- ^ a b 松永 1991, p. 465
- ^ La TOB, 1972, p.759
- ^ 中村 1981, p. 436
- ^ a b 日本聖書協会 2004, p. 448(新)
- ^ 秋山 2005, p. 495
- ^ 岩隈 2008, p. 277
- ^ 田川 2015, pp. 488–489
- ^ a b 中村 1981, p. 433
- ^ ギュンター・ボルンカム 1972, p. 233
- ^ 大貫 1995, p. 156
- ^ a b ヨハネス・シュナイダー 1975, p. 414
- ^ 松永 1991, p. 468
- ^ Senior & Collins 2006, p. 1662
- ^ フランシスコ会聖書研究所 2013, pp. 666(新)
- 1 ヨハネの手紙二とは
- 2 ヨハネの手紙二の概要
- 3 著者・執筆年代
- 4 宛先
- 5 参考文献
- 6 関連項目
ヨハネの手紙二
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 06:21 UTC 版)
詳細は「ヨハネの手紙二」を参照 第二書は13節から成る手紙で、節単位で見た場合には聖書の中で最も短い文書である。この手紙は「選ばれた婦人とその子たち」(1節)へ宛てられている。この「婦人」は教会の比喩表現であろうと理解されることがしばしばである。 「長老」は、手紙の受取人に対しその信仰を称賛し、互いに愛し合うことの大切さを説き、偽教師に警戒するよう勧めている。偽教師は「イエス・キリストが肉体をとってこられたことを告白しないで人を惑わす者」(7節)であり、反キリストと呼ばれて厳しく批判されている。「長老」は偽教師たちに対しては、「この教を持たずにあなたがたのところに来る者があれば、その人を家に入れることも、あいさつすることもしてはいけない」(10節)と命じる。こうした命令の地域的背景として、異端の教えを説く者が巡回説教者として巡っていたのだろうと推測されている。
※この「ヨハネの手紙二」の解説は、「ヨハネ書簡」の解説の一部です。
「ヨハネの手紙二」を含む「ヨハネ書簡」の記事については、「ヨハネ書簡」の概要を参照ください。
- ヨハネの手紙二のページへのリンク