フライ‐アッシュ【fly ash】
読み方:ふらいあっしゅ
⇒飛灰(ひばい)
フライアッシュ
【英】:fly ash
火力発電所で微粉炭を燃焼する際に副産されるもので、混和材やフライアッシュセメントとして用いる。JISでは、「JIS A 6201 コンクリート用フライアッシュ」および「JIS R 5213 フライアッシュセメント」として規定されている。良質なフライアッシュを使用すれば、単位水量の低減、ワーカビリティーの改善、水和発熱量の低下、長期強度および耐久性の増進、水密性の改善、化学抵抗性の改善、化学抵抗性の向上などの効果があり、ダムコンクリートなどのマスコンクリートに利用されてきた。フライアッシュの主成分はSiO2が50~70%程度、Al2O3が15~30%程度である。
フライアッシュ
フライアッシュ
フライアッシュ (ふらいあっしゅ)
フライアッシュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/28 00:19 UTC 版)
フライアッシュ (Fly ash) は、石炭を燃焼する際に生じる灰の一種のこと[1]。
- ^ a b “石炭灰関連商品(東北フライアッシュ,クリンカアッシュ)”. www.tohatu.co.jp. 東北発電工業. 2021年7月15日閲覧。
- ^ “フライアッシュの特長”. www.tohatu.co.jp. 東北発電工業. 2021年7月15日閲覧。
- ^ “フライアッシュコンクリートの特長”. www.japan-flyash.com. 日本フライアッシュ協会. 2021年7月15日閲覧。
- ^ “石炭灰の輸出に関する実態と 輸出の円滑化に向けた課題”. 電気事業連合会 (2015年10月23日). 2019年9月3日閲覧。
- ^ “日本産石炭灰 輸入時の放射能検査を強化へ=韓国環境部”. 聯合ニュース (2019年8月8日). 2019年9月3日閲覧。
- ^ “韓国、福島など8県の水産物輸入全面禁止”. 日本経済新聞 (2019年9月6日). 2019年9月3日閲覧。
- ^ “石炭火力発電に難問出現? 燃やした灰から強い放射能”. J-cast news (2015年9月29日). 2019年9月3日閲覧。
- 1 フライアッシュとは
- 2 フライアッシュの概要
- 3 関連項目
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