ファーゴ/ フィリー
ファーゴとは、英語のfar(遠くへ)とgo(行く)からの造語で、遠くへ行くという意味を込めた名前である。1980年12月発表、翌年1月販売開始。ワゴンとバンがあり、ワゴンのエンジンは自然吸気ディーゼルの直4・2L・SOHC・66psで、5速MTとの組み合わせだった。
84年1月、2Lのディーゼルターボを発売。最高出力83ps。12月にはパートタイムの4WD車を追加した。
86年1月、マイナーチェンジ。ハロゲン・ヘッドランプの採用と合わせてフロントのデザインを変え、インスツルメントパネルを新しくした。FRとパートタイム4WD方式があった。87年1月、FRモデルに4速ATを設定。8月、全車にディーゼルターボエンジンを採用。91年1月、フロントまわりと内装を改良。エンジンは85psを発生する2.4Lディーゼルに換装した。
95年8月、フルモデルチェンジ。新型は日産のキャラバン・ホーミーのOEM供給車に変わり、エンジンは2.7LディーゼルのNA(85ps)とターボ仕様(130ps)があった。ベースモデルとはグリルが違った。2代目。
97年7月、3代目になった。供給を受ける日産のキャラバン・ホーミー(エルグランドという名称が追加された)が新型になったことに伴うチェンジ。エンジンは3.2Lインタークーラー付
きディーゼルターボ・150psだけで、FR車とフルタイム4WD車があった。名称を新たにファーゴ・フィリーと呼ぶようになった。フィリーとは、雌の子馬を意味する。
98年10月、ガソリンエンジンをラインアップした。 V6・SOHC・3.3Lの170psユニットだった。 99年9月には3Lの直噴ディーゼルターボエンジン(170ps)も追加した。このマイナーチェンジのときに、車名からファーゴという文字がとれてフィリーとして一本立ちした。2000年10月、ガソリンエンジンをV6の3.3Lから3.5Lに換装。ヘッドランプやバンパー、メーターパネルなど内外装のデザイン変更も行った。2002年6月、販売終了。
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