バレリオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 20:23 UTC 版)
「アーマードモジュール」の記事における「バレリオン」の解説
【Barrel = 英語で「砲身」】 長距離火力支援を目的として開発された砲戦用AM。大砲に手足が生えたような形状をしており、機体の構造上、携行武器は一切使用できない。脚部もあくまで降着用である。割り切った設計の分コストパフォーマンスや整備性に優れる。またT・ドットアレイを用い装甲を強化することで、最低限の構造材で高い耐久力を実現している。近接戦闘能力に問題があり、至近距離への反撃手段を持たない。しかしながらリオンとの連携による長距離砲撃は連邦軍に終始苦戦を強いた。なお、現在のところ量産機でプラズマ・ジェネレーターを採用した機体はバレリオンのみである。標準の機体色はカーキ色。 武装 連装ビームキャノン (Auto Beam Cannon) ビッグヘッド・レールガン上部に装備。 ミサイルランチャー (Missile Launcher) 両腕に装備。 ビッグヘッド・レールガン (Big Head Railgun) 頭部と一体化している本機の主兵装。射撃時は反動で砲身全体がブローバックする。大気圏内では超高速の軽量砲弾は様々な不利が生じるが、T・ドットアレイによる不可視延長砲身を構築することで砲外弾道を短縮させこれを補っている。 劇中での活躍 DW……テンザンほかDC兵が搭乗し、ハガネに襲い掛かる。リオンシリーズ中で機動性は低い機種ながら、テンザン機はリュウセイのビルトラプターを猛追、撃墜寸前まで追い詰めた。 OGIN……第1話でDC残党兵が使用し、ATXチームと交戦。ビームキャノンでアルトアイゼンを攻撃するが通用せず、リボルビング・ステークで撃ち貫かれた。 バリエーション機 バレリオンV OG……バレリオンの弱点であった近接戦闘能力を強化したタイプで機体色は紫。最初にロールアウトしたと思われる機体をテンザンが運用。しかし『OGs』では1回乗った後すぐ専用のガーリオン・カスタムに乗り換えている。 バレリオン・カスタム OG……バレリオンの指揮官用強化タイプで機体色は緑。ゲーム内のネームドパイロットではテンザンのみが運用。またイベントでジーベルがスペースコロニー・エルピスに毒ガス注入を図った際に搭乗している。 OGs……テンザンがヘビーバレリオンに乗るようになり、さらに終盤はバレリオンVとヘビーバレリオンに置き換わるため、出番が激減した。 ヘビーバレリオン OGs……バレリオンシリーズの最上級機体。主武装が連装式のツインヘッド・レールガンに変更され、大火力を誇る。ビームキャノンはオミットされた。通常機は灰色、テンザン機は黄色のカラーリング。 バレリオン改 OGクロニクル……Vol3に登場。「エルピスの亡霊」を名乗る元DC兵が使用するカスタム機。ビッグヘッド・レールガンの代わりに、一撃でクロガネの艦首を破壊する威力を持つ超大型ミサイルを搭載する他、各種対空火器を装備。テスラ・ドライブによる飛行能力はオミットされたらしく、脚部はキャタピラに換装されている。単機でクロガネを轟沈寸前にまで追い込むが、ダイゼンガーとアウセンザイターの竜巻斬艦刀により大型ミサイルごと撃破された。
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