トレーサー実験

生物学用語辞典

トレーサー

同義/類義語：トレーサー実験
英訳・(英)同義/類義語：tracer, orbital, tracer experiment

一般的には、ある事象の変化を追跡観測するための鍵となるもの。生物実験では、分子中の特定のアミノ酸等を放射線や蛍光で標識した特定の部位。

同位体トレーサー法

同義/類義語：トレーサー実験
英訳・(英)同義/類義語：isotope tracer technique, tracer experiment

同位体を利用した実験技術で、特定の部位を同位体で標識した化合物を生物に投与し、同位体の存在を目印に、特定物質の代謝や合成経路、存在部位を調べる技術。放射性の二酸化炭素を植物に取り込ませた実験で、カルビン回路の発見などが例。

「生物学用語辞典」の他の用語

実験方法装置単位など：

単細胞培養  原子番号  収縮期血圧  同位体トレーサー法  同位体希釈法  同系交配  向流分配法

ウィキペディア

トレーサー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2015/02/20 16:28 UTC 版)

トレーサー（tracer）とは、液体など流体の流れ、あるいは特定の物質（代謝などで化学変化する場合を含む）を追跡するために使われる、微量添加物質や性質である。追跡子(ついせきし)ともいう。