デコトラシリーズ
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デコトラシリーズは、(株)青島文化教材社が販売している製品の名前。俗にデコトラと呼ばれる派手な装飾を施したトラックの模型である。
- ^ a b モデル・カーズ スケールトラックス Vol.2, ネコ・パブリッシング, (2009-01-30), pp. 64, ISBN 978-4-7770-0733-2
- ^ バンダイは1980年代を最後に『トラック野郎』プラモデルの製品展開を停止しているが、アオシマは2007年より『トラック野郎』のラジコン、プラモデルの展開を新規に開始した。これらのアオシマ製品にバンダイのロゴが付されているのは、現在もバンダイが『トラック野郎』の版権を保持しているためである。
- ^ 旧デコトラ後期でも一部に水転写デカールやメッキシールを採用した車種もあったが、ナンバープレートの文字もしくは板地部分が白ではなく鏡面調になっていた。(バリューではその部分は解決されている。)
- ^ 一例として、爆走野郎時代の車種には旧カスタムトラックシリーズ、もしくは現行フレイトシリーズ系で商品化された車両のノーマルミラーを、「断突レンジャー」の日野レンジャー4Dにはふそうファイターの部品を一部加工の上使用している。
- ^ 大型モデルのロングシャーシはそのままで組み立てると前軸~後後軸のホイールベースが235mm(実車換算で7,520㎜)になるが、実車では7,500㎜超のシャーシは存在しない。
- ^ http://www.1999.co.jp/image/10112534n/40/1
- ^ 旧デコトラ時代にフロントバンパーを容易に装着できるよう改修されている。
- ^ この部品の金型は80年代に制作されたいわゆる当時物で、一時期消滅したとされていたが2011年の金型捜索にて奇跡的に発見されたものである。
- ^ 車軸間を若干縮めており、パーツの向きを変えて位置変更もできる
- ^ 2007年に初代デコトラ「帰ってきた用心棒」発売の際に再製作されたもの。かつてのブラックマスクパーツの金型も2011年の金型捜索にて発見され、旧型ダンプシャーシと共に試作成型されたものが公式ブログにて公開されたが、商品化には至ってない。
- ^ 先代はタンクローリートレーラーだった。
- ^ 実車で総軸同径の低床型4軸車両が登場するのは90年代後半の三菱ふそう スーパーグレートからである。
- ^ 商品自体の宣伝や拡販を目的としていないため在庫や値段の記載はされてない。
- 1 デコトラシリーズとは
- 2 デコトラシリーズの概要
- 3 かつて展開された各シリーズ
- 4 脚注
デコトラシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 14:21 UTC 版)
1976年発売。当初は東映の『トラック野郎』のキャラクタープラモデルとして発売予定だった。しかし版権がバンダイに渡ったために、デコレーショントラックを略して「デコトラ」として商標を取得し、電飾を施したトラックのプラモデルをリリースする。 以下、特記のない限りは1/32での発売となる。より細かな詳細についてはデコトラシリーズを参照。 バリューデコトラ / エクストラ 「創造のプラモデル」をコンセプトに「爆走野郎」から続くデコトラモデルのメインシリーズ。旧デコトラシリーズをベースに価格を大幅に抑えて2010年より展開、古(いにしえ)のアオシマキットに表記されていた「創造のプラモデル」のロゴマークを復活させている。基本的にこのシリーズのための新規部品ではなく、アートトラックシリーズや旧デコトラシリーズで使われた既存部品を流用している。2tモデルについては2台分をワンパッケージで発売した。2017年頃までは年に数種類発売していたが、2018年以降は年に1~2種類のペースになっていた。なお昨今の原材料の度重なる高騰で既存の価格での維持が難しくなり、値上げはシリーズのコンセプトに反するということから、2022年4月発売の製品を以て本シリーズの展開が終了となった。 「エクストラ」は実車をモデル化しており、車種に合わせ部品を新造している。その分無印より定価が高い。旧大型デコトラシリーズで発売されたキットのリメイク版も存在し、後述のアートトラックシリーズではラインナップされていないダンプモデルもこのシリーズからリリースされている。このシリーズには箱表面の「創造のプラモデル」マークは付かない(ただし側面の説明には記載がある)。 トラック野郎シリーズ トラック野郎のシリーズはそれまでバンダイが展開していたが、2009年よりバンダイ(2018年以降はバンダイスピリッツ)を発売元としてアオシマからのシリーズ展開を開始、10作目「故郷特急便」からスタートし、2作目を除く1/32スケールの一番星号がリリースされており、2021年にはベース車両の異なる「御意見無用」仕様がバンダイ時代から遡って初めてモデル化された。なお版権についてはバンダイが保有しているままのため、箱表面にはアオシマのCIマークに替わりバンダイ(同)のCIマークが配されている。 アートトラックシリーズ ヘビーフレイトをベースとした実車モデル化のシリーズ。バリューデコトラでは物足りないユーザー向け。各車両の専用パーツを新規で製作している。 ミニデコNEXT かつて発売されたミニデコシリーズのリニューアル版。旧シリーズの1/60から1/64スケールに変更されている。こちらも箱側面に「創造のプラモデル」の記載がある。2021年以降の再販ではパッケージイラストがCGになったほか。シリーズ終了を予告したバリューデコトラシリーズに変わり箱表面に「創造のプラモデル」のロゴマークが付くようになった。部品点数を簡略化していることから一体化している部品が多いため、ノーマル車両として作ることはできない。 元祖デコトラ かつて「爆走野郎」シリーズとして発売したモデルをヘビーフレイトのキットをベースにしてリテイク化。これまで3モデルが発売されている。2014年のNo.2「兄弟星」発売直前に菅原文太が他界した際は、発売時にパッケージに哀悼のメッセージが表記されていた。 光るデコトラ 電飾を用いて光らせることのできるシリーズで、旧シリーズでは「るみでこ」とも呼ばれていたこともある。かつては箱車やダンプモデルもあったが、LEDモデルはトレーラー車のみである。 おおまかに分けて3シリーズあり、第一期シリーズは単2電池使用の電源ユニットを荷台内に組み込み麦球を細かに配線しなければならず、ユーザーの工作技術が問われるキットだったが、第二期シリーズでは反射板と大型麦球を用いた簡易なものに換えている。第三期からAC電源供給のLEDを用いたものになっている。 デコトラアートアップパーツ/ザ・デコトラパーツ 80年頃からうろこシールが発売されていたが、2007年頃から「デコトラアートアップパーツ」としてシリーズ展開、アオシマの車・バイクモデルのシリーズ統一化の一環として2019年に「ザ・デコトラパーツ」とシリーズ名称を変更。シリーズのイメージカラーとしてピンクを採用している。
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