ディアドラ
ディアドラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/23 08:02 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ディアドラ
- ディアドラ (競走馬) - 日本中央競馬会の競走馬。
- ディアドラ (イタリアの企業) - スポーツ用品メーカー。
- ディアドラ (哨戒艦) - アイルランド海軍の哨戒艦。
- デアドラ - アイルランド神話のアルスター伝説群(アルスターサイクル)に登場する悲劇のヒロイン。ディアドラとも表記される。
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ディアドラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 07:23 UTC 版)
競走日競馬場競走名格距離(馬場)頭数 枠番 馬番 オッズ(人気) 着順タイム(上がり3F) 着差騎手斤量[kg] 1着馬(2着馬)2019.02.24 中山 中山記念 GII 芝1800m(良) 11 5 5 002.60(1人) 06着 R1:46.1(33.8) -0.6 C.ルメール 54 ウインブライト 0000.03.30 メイダン ドバイターフ G1 芝1800m(良) 13 3 3 04着 J.モレイラ 55 Almond Eye 0000.04.28 沙田 QE2世C G1 芝2000m(良) 13 5 13 021.00(9人) 06着 R1:59.49 -0.68 武豊 55.5 Win Bright 0000.06.19 アスコット POWS G1 芝1990m(稍) 8 3 6 034.00(7人) 06着 R2:12.67 -2.42 武豊 55.5 Crystal Ocean 0000.08.01 グッドウッド ナッソーS G1 芝1980m(良) 9 4 1 021.00(7人) 01着 R2:02.93 -0.21 O.マーフィー 60 (Mehdaayih) 0000.09.14 レパーズタウン 愛チャンピオンS G1 芝2000m(良) 8 6 3 012.00(5人) 04着 O.マーフィー 59 Magical ディアドラは2017年の秋華賞(GI)勝ち馬で、2018年は香港カップ(G1)で2着になった後、中山記念(GII)で始動したが、硬い馬場に苦戦し6着、騎乗したクリストフ・ルメールは「この速いペースで、彼女の瞬発力を使えなかった。ハービンジャーの子だから、もう少し柔らかい馬場の方がいい」と話した。 その後、招待を受けたドバイターフにジョアン・モレイラを鞍上に据え出走。直線で内から外に持ち出し伸びたが、日本勢のアーモンドアイやヴィブロスらには届かず4着となった。管理する橋田満調教師は「内枠で辛抱してくれたが、内から外に出すのに時間がかかって、出した時点で後方でした。そこから頑張ってよく伸びてくれた。勝った馬が強かった」と語り、モレイラは、「レース前も落ち着いていました。スタートも良く出て、最後も良い脚を使っているのですが、前の馬が止まりませんでした。距離は2000メートルの方が合っていると思います」と振り返った。 そして日本に帰らずに、香港に渡り、クイーンエリザベス2世カップ(G1)に武豊とともに参戦。先行した日本調教馬ウインブライトが優勝する中、後方から追い込んだが6着敗退となった。武は「馬の状態はよかった。パドックも返し馬も雰囲気はよかった。ある程度覚悟はしていたが、スタートが早くないので、後ろになるかと思っていた。道中の雰囲気は悪くなかったが、シャティンで1分58秒台の勝ち時計になるとは、この馬は少し時計がかかる馬場の方がいいですから。ディアドラは残念な結果だった」と語った。 香港からイギリスに渡り、6月19日プリンスオブウェールズステークス(G1)に出走、当日のアスコット競馬場は土砂降りでタフな馬場コンディションとなり、それが影響し、8頭立ての6着に沈んだ。武は、「率直な印象は、タフなレースでした。ちょっと前から大雨になってしまって。(道悪を)こなせる馬かなと思ったけど、ちょっと降りすぎた。馬は頑張っていましたけど、最後は力尽きました」と語った。 イギリスに残り、8月1日にグッドウッド競馬場で行われる牝馬限定のG1ナッソーステークスに出走した。直線で最も内側から進出し、前の馬をまとめて差し切り優勝した。橋田は「ニューマーケットでの調教でイギリスの馬場に合うよう仕上げることができ、騎手が理想通り運んでくれたことで勝利を収めることができました」と勝利を振り返った。 続いてアイルランドに渡り、9月14日レパーズタウン競馬場で、アイリッシュチャンピオンステークス(G1)に出走した。直線で前方の馬に進路をふさがれ、進路を大外に切り替えて追い込んだものの、先頭のマジカルには届かず4着となった。橋田は、「4コーナーを回って、前があかなかったですね。外に切り返すぶん遅れてしまって。最後に差を詰めているんですけどね。負けはしましたが、いい競馬をしていますから、状態を見て次のレースを考えていきたいと思います。通用する感触はつかめました」と振り返った。レース後、この後は10月6日の凱旋門賞(G1)、10月19日のイギリスチャンピオンステークス(G1)、ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス(G1)が次走の候補になると示し、凱旋門賞については、追加登録料12万ユーロ(当時約1416万円)が必要なことから、「オーナーにとって大きな決断になる」とし、「週末にパリロンシャンの馬場を視察するかもしれない」と発言し凱旋門賞も選択肢にあると示した。しかし、凱旋門賞について橋田満は、「凱旋門賞だとレース間隔が短くなる。距離などいろいろなことを考えて決めました」と判断し、凱旋門賞を回避、イギリスチャンピオンステークスへ向かうことが決定した。
※この「ディアドラ」の解説は、「第98回凱旋門賞」の解説の一部です。
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