ダイパラ【ダイパラ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9083号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ダイパラ よみ:ダイパラ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | バルブレ&ブラン S.A. | |
品種登録者の住所 | カミノビエホ 205 30890 プエルト ルンブレラス ムルシア スペイン | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 池田宗平、兼松功一、家留素子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は浅緑黄の地色に鮮紅色のぼかしが入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数が極少、花柄当たりの最多花数がかなり少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は高、節数は中である。茎の長径は細、硬さは剛、折れの難易はやや難、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に中部、節間長は中、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、表面の地色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、複色模様色は鮮紅(同0107)、裏面の花色は淡黄緑(同3303)、色彩模様はぼかし、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数は少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数は極少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生、がく割れの難易性は難である。「ダイエグ」と比較して、花の表面の地色が浅緑黄で、複色模様色が鮮紅であること、1花茎当たりの花数が少ないこと等で、「ツンドラ」と比較して、花径が小さいこと、花の表面の複色模様色が鮮紅であること、色彩模様がぼかしであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の温室(静岡県駿東郡小山町)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の農林水産植物の種類は「ダイアンサス」、名称は「パラオ」であった。 |
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