ダイアトニック・コード[diatonic chords]
ポピュラー和声
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 16:59 UTC 版)
ポピュラー和声(ポピュラーわせい)ではジャズやポップスにおける和声について記述する。和声(英: harmony, ハーモニー)は、メロディ、リズムとともに、音楽における要素の一つを指し[1]、時間の流れの中でコードとコードを連結するときに起こる動的な響きの変化を、広義にいうものである[2]。
注釈
出典
- ^ “「和声」の意味”. goo辞書. NTTレゾナント株式会社. 2016年11月2日閲覧。
- ^ “和声とは”. コトバンク. 株式会社 朝日新聞社. 2016年11月2日閲覧。
- ^ 世界大百科事典第2版 - コトバンク
- ^ “機能和声とは”. コトバンク. 株式会社 朝日新聞社. 2016年11月20日閲覧。
- ^ “functional harmonyとは”. コトバンク. 株式会社 朝日新聞社. 2016年11月20日閲覧。
- ^ “調性とは”. コトバンク. 株式会社 朝日新聞社. 2016年11月20日閲覧。
- 1 ポピュラー和声とは
- 2 ポピュラー和声の概要
- 3 機能和声
- 4 モーダル・ハーモニー
ダイアトニック・コード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 20:24 UTC 版)
「ポピュラー和声」の記事における「ダイアトニック・コード」の解説
ダイアトニック・コード diatonic chord とは、長音階または短音階の構成音からなるコードである。 同じ機能を持つコードは互いに交換可能であり(代理和音 substitute chord またはサブコード sub chord であるという)、代理和音はT'のように「'」をつけて表記する。 以下に、ダイアトニック・コードとその機能を示す。 長調のダイアトニック・コードコードI△7I6 IIm7IIm6 IIIm7 IV△7IV6 V7 VIm7 VIIm7(♭5) 機能T S' T'(D') S D T' D'(?) 短調のダイアトニック・コード1. 自然短音階 natural minor scale 上のダイアトニック・コード コードIm7 IIm7(♭5) ♭III△7♭III6 IVm7IVm6 Vm7 ♭VI△7♭VI6 ♭VII7 機能T SM' T' SM D SM'(T') SM'(D') 2. 和声的短音階 harmonic minor scale 上のダイアトニック・コード コードIm△7 IIm7(♭5) ♭III△7+5 IVm7IVm6 V7 ♭VI△7♭VI6 VIIdim7 機能T SM' × SM D SM'(T') D' 3. 旋律的短音階 melodic minor scale 上のダイアトニック・コード コードIm△7Im6 IIm7IIm6 ♭III△7+5 IV7 V7 VIm7(♭5) VIIm7(♭5) 機能T S' × S(?) D T'(?) D' ※一般的な機能T: トニック tonic、S: サブドミナント subdominant、SM: サブドミナント・マイナー subdominant minor、D: ドミナント dominant、×: 響きが奇異なためオーソドックスなスタイルでは使用されない。
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