タキ8050形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 03:09 UTC 版)
「国鉄タキ16100形貨車」の記事における「タキ8050形」の解説
1967年(昭和42年)6月16日にタキ2800形より1両(コタキ2943)の専用種別が「サラシ液」に変更され、記号番号は新形式名であるタキ8050形(コタキ8050)とされた。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 種車となったコタキ2943は1951年(昭和26年)7月18日にタキ1400形(コタキ1416)として川崎車輛にて製造され、その後1957年(昭和32年)にタキ2800形へ改造された。つまり本車は2回改造され2回形式名が変更された車である。 専用種別変更に伴う改造工事は川崎車輛にて施工され、その改造内容は断熱材、キセ(外板)を撤去し積載荷重は27t に減トンされた。 所有者は、大和紡績であり、その常備駅は山陰本線の益田駅であった。 車体色は黒色、寸法関係は全長は9,560mm、全幅は2,435mm、全高は3,756mm、台車中心間距離は5,860mm、実容積は23.5m3、自重は15.5t、換算両数は積車4.0、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1978年(昭和53年)1月24日に廃車となり同時に形式消滅となった。
※この「タキ8050形」の解説は、「国鉄タキ16100形貨車」の解説の一部です。
「タキ8050形」を含む「国鉄タキ16100形貨車」の記事については、「国鉄タキ16100形貨車」の概要を参照ください。
- タキ8050形のページへのリンク