スケアウェア
スケアウェアとは、マルウェアのうち、特にユーザーの恐怖心を煽ることによって、金銭を支払わせたり個人情報を盗んだりしようとするもののことである。
スケアウェアの典型的な手口としては、次のような例を挙げることができる。まずは偽のポップアップを表示してPC内のウィルスチェックを装っているように見せかけ、さらに多数のウィルスに感染したかのようなメッセージを表示させてユーザーの不安感を抱かせ、ウィルス駆除のためのセキュリティ対策ソフトウェアを購入させようとする、というものである。このウィルス対策ソフトは贋物であり、実際は無価値なプログラムである。さらに、購入する手続きの中でクレジットカード情報が盗まれる場合が多い。
スケアウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 06:28 UTC 版)
スケアウェア(scareware)とは、ユーザーを脅して恐怖心をあおり、金銭や個人情報を奪うことを目的としたマルウェアである。語源は「怖がらせる」という意味を持つ英語の scare とソフトウェアの合成による。セキュリティソフトを装っているものはローグウェア(rogueware、偽装セキュリティツール)とも呼ばれる。
- ^ 篠田佳奈 (2010年12月13日). “第53回 人気ソフトの偽ソフト(スケアウェア)に要注意”. NTTコミュニケーションズ. 2011年8月20日閲覧。
- ^ “組織化するサイバー犯罪に対し、FTC、FBIを支援”. マカフィー (2010年8月10日). 2011年8月20日閲覧。
- ^ 西尾泰三 (2010年1月26日). “ランサムウェアとスケアウェアの“極悪”コラボが流行の兆し”. ITmedia. 2011年8月20日閲覧。
- ^ “サイバー犯罪者、スケアウェアで毎年数億ドルを荒稼ぎ”. アスキー・メディアワークス (2010年11月9日). 2011年8月20日閲覧。
- ^ “日本語によるネットの「サポート詐欺」、5月から増加傾向に”. ITmedia (2016年10月31日). 2017年9月30日閲覧。
- 1 スケアウェアとは
- 2 スケアウェアの概要
スケアウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:27 UTC 版)
「サイバーセキュリティ」の記事における「スケアウェア」の解説
正当なソフトウェアのふりをしてセキュリティ上の脅威や違法ポルノが発見されたなどという嘘の警告を発し、その解決のためにソフトウェアの代金や個人情報を要求する。セキュリティソフトを装っているものはローグウェア(rogueware、偽装セキュリティツール)とも呼ばれる。
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スケアウェア (scareware)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 00:41 UTC 版)
「マルウェア」の記事における「スケアウェア (scareware)」の解説
ユーザの恐怖 (scare) 心を煽る偽の警告メッセージ(「PCから違法ポルノやウイルスが検出された」等)を表示し、問題を解決するには所定の金額を支払うようにと脅すマルウェア。
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