ザ・ハングマンV
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1986年2月7日から8月22日にかけて、全27話が放送された。 シリーズを通じ、唯一の女性リーダーである。ゴッドの代理人が、旧知のパピヨンをリーダーとした組織がハングマンである。本作はゴッドが登場せず、スポンサーとハングマンの連絡係を兼ねるマネージャーが登場している。 アジトは生花店「緑美園」。ハンギングシーンは犯人が悪事を白状する姿を電波ジャックで生放送し、一般家庭や商店などのテレビに流れる様子が描かれる。この場面では毎回、番組の公募で当選した実際の住人や商店主が実名のまま出演するという趣向が用いられた(第9話のスペシャルでは政治評論家の竹村健一が特別出演している)。中継後は暗転し、ドレス姿のパピヨンが登場。手に持っている赤いバラに仕込んだ睡眠ガスで犯人を眠らせ、蝶のシルエットと「特急便」との文字があしらわれた段ボール箱に入れて警察署に送り届ける形式となった。 前作『4』とのつながりは直接的にはないが、9話のスペシャルで、パピヨンと前尾大輔が?女(栗原美津代)とゴッド(神山玄蔵)と旧知の中であるような描写がなされている。 本作以降、娯楽色を強化する方向に向かい、初期のハードボイルド色の強い展開は廃され、コメディ色が極度に増した。ハングマンの衣装デザインはファッションデザイナーの芦田淳が担当、特に、パピヨンは作戦毎に様々な衣装をまとう姿が見られた。 オープニングナレーションは中山千夏が大阪弁で担当。中山は途中で、参議院議員選挙出馬のため降板。以降は春やすこが担当した。 第9話は 2時間スペシャルで、レギュラーメンバーに加え、マイト、タミー、オショウ、ヌンチャク、チャンプ、マリア、?女が登場した。
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