サトイモ

デジタル大辞泉

さと‐いも【里芋】

読み方：さといも

サトイモ科の多年草。茎はほとんど伸びず、葉は高さ約1メートルの柄をもち、大きい卵円形。夏にまれに花が咲き、淡黄色の細長い仏炎苞(ぶつえんほう)で包まれた雄花と雌花をつける。球茎と葉柄を食用にする。熱帯アジアの原産で、栽培され多くの品種がある。いえのいも。はたけいも。たいも。

[補説] サトイモ科の単子葉植物にはサトイモ・コンニャク・ミズバショウなど約3000種があり、主に熱帯地域に分布。花は花軸が多肉質となり、柄のない花が多数密生した肉穂花序(にくすいかじょ)で、仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれる。

サトイモ畑／撮影・広瀬雅敏

花／撮影・植松国雄

植物名辞典

里芋

読み方：サトイモ（ｓａｔｏｉｍｏ）

サトイモ科の多年草、園芸植物、薬用植物

学名 Colocasia esculenta

季語・季題辞典

里芋

読み方：サトイモ（ｓａｔｏｉｍｏ）

芋の一種

季節 秋

分類 植物

ウィキペディア

サトイモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/12 04:17 UTC 版)

サトイモ（里芋、学名：Colocasia esculenta）は、東南アジアが原産のタロイモ類の仲間で、サトイモ科の植物。茎の地下部分が肥大化した芋（塊茎）と、葉柄を食用にし、葉柄は芋茎（ズイキ）と呼ばれる。

ウィキペディア小見出し辞書

サトイモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/05/09 02:47 UTC 版)

「カルシウム欠乏症 (植物)」の記事における「サトイモ」の解説

芽つぶれ症。

Weblio日本語例文用例辞書

「サトイモ」の例文・使い方・用例・文例

• サトイモ科に属す植物に関連した
• サトイモ科
• サトイモ科の植物の総称
• サトイモ科の標準属：欧州およびアジアの塊茎のある多年生草本で、通常ハート形の葉を持つ
• いくつかの分類で、通常サトイモ科に分類されるアコルス属に使用される
• 大きな熱帯東部のアジアの球根植物のサトイモ属：こんにゃく
• 東南アジア（特にフィリピン）産の腐敗臭のあるサトイモで、食用になる塊茎を目的に栽培される
• サトイモ科アルム属に似たヨーロッパ産のアラム
• サトイモ目の熱帯の単子葉植物の科
• サトイモの根のうちで最も大きいもの
• サトイモの茎
• サトイモの茎を干したもの
• そのまわりに子芋をつける,サトイモの地下茎
• 阿蘭陀海芋という,サトイモ科の多年草
• 石菖という,サトイモ科の常緑多年草
• マドカズラという,サトイモ科の常緑木本
• 蝮草という,サトイモ科の多年草
• この店でチョコレートをつけたサトイモを試食した女性は「おいしかった。３歳の娘もこれなら気に入ると思う。」と話した。