コウライエビとは? わかりやすく解説

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タイショウエビ

学名Penaeus chinensis 英名:Fleshy prawn
地方名:コウライエビ 
節足動物門甲殻綱十脚目クルマエビ科
色 形 住みか 料理

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
タイショウエビは狭い分布域にもかかわらず産額クルマエビ属中の5本の指に入る。名称はエビ取り扱い業者2社の事業名由来する7月渤海湾奥部産卵され、9月には体長15〜20cmに成長し成体では27cmに達する。水温低下とともに南下し済州島西方のやや深い海底で冬を迎える。特別の斑紋持たないエビ類がタイショウエビの名で流通しているので注意が必要である。 寿命1年ほどである。

分布:中国渤海黄海 大きさ:20cm
漁法:底引き網 食べ方: 

高麗蝦

読み方:コウライエビ(kouraiebi)

クルマエビ科遊泳性エビ


コウライエビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/25 02:41 UTC 版)

コウライエビ
韓国の市場に並んだコウライエビ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea
: エビ綱(軟甲綱) Malacostraca
: エビ目(十脚目) Decapoda
亜目 : クルマエビ亜目(根鰓亜目)
Dendrobranchiata
上科 : クルマエビ上科 Penaeoidea
: クルマエビ科 Penaeidae
: コウライエビ属 Fenneropenaeus
: コウライエビ F. chinensis
学名
Fenneropenaeus chinensis (Osbeck1765)
シノニム

Penaeus chinensis

英名
Chinese white shrimp
Fleshy prawn

コウライエビ(高麗海老、学名 Fenneropenaeus chinensis )は、十脚目クルマエビ科に属するエビの一種。食用エビとしても知られ、タイショウエビ(大正海老)という別名で流通している。

分布

黄海・渤海・東シナ海沿岸に分布する[1]

特徴

成体の体長は20cm程度。額角の鋸歯は上縁に7-8歯、下縁に3-4歯がある[2]。腹部の第4節から後方は側扁し、第5・第6節に背隆起がみられる[2]。体には目立つ模様はなく、薄灰色をしている[3]

利用

漁期は11月から4月上旬。かつては日本でも漁獲されていたが、現在では輸入に頼っている。「大正エビ」の別名は、当時の輸入業者である林兼商店(後の大洋漁業)と日鮮組(後の日本水産)の共同事業「大正組」に由来する[4]

参考文献

  1. ^ タイショウエビ[リンク切れ] マルハニチロホールディングス
  2. ^ a b 三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 (1)』保育社、1982年7月。ISBN 978-4586300624 
  3. ^ コウライエビ[リンク切れ] 川崎市
  4. ^ コウライエビ(大正エビ)[リンク切れ] 食彩辞典



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