クーパー・500
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/03 21:14 UTC 版)
クーパー・500(Cooper 500 )はクーパー・カー・カンパニーが製作した最初のレース用車両である。後にフォーミュラ3に公認された。
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- 1 クーパー・500とは
- 2 クーパー・500の概要
- 3 参考文献
クーパー500
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 21:51 UTC 版)
「クーパー・カー・カンパニー」の記事における「クーパー500」の解説
チャールズ・ニュートン・クーパーにはすでに手製小型スペシャルの製造経験があり、1946年6月下旬に作り始めて5週間で第1号車が完成した。 1946年7月28日に最初のレースとなるプレスコット・ヒルクライムに参加し惨めな結果に終わったが、初期トラブルが解消するに連れてコースにより当時の2Lクラスに比肩する驚異的なタイムをマークするようになった。この性能に対する反響は大きく、爆発的な売り上げを見せた。 この注文に応じるため1947年10月に「クーパー・カーズ」を設立、同時に第1期市販車であるクーパー500Mk-II、12台ロットの設計製作に入った。 1948年5月9日、当時18歳であったスターリング・モスが彼にとって最初のレースとなったプレスコット・ヒルクライムにクーパー500Mk-IIで出場、クラス優勝した。この他クーパー500愛好者の中からはピーター・コリンズ、アイヴァ・ビュエブ、スチュワート・ルイス・エヴァンズ、ハリー・シェル、ニニアン・サンダーソンなど数々の第一級ドライバーが巣立った。 1950年にはF3マシンとしてFIAに承認されたが、あまりにもクーパー独占レースが多いためF3は1958年に廃止されてしまった。例えば1958年は全18レースで優勝し、12レースで表彰台を独占している。 当時特定のグランプリでは台数確保のため混走が許されており、このマシンはプライベーターの手によりF1初年度のモナコGPに参戦している。 詳細は「クーパー・500」を参照
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