クロスドメイン
(1)Webサービス(Webアプリケーション)などにおいて一つの機能が複数のドメインに接続すること。ネットワーク上に散在する複数のリソースにアクセスするために行われる。複数ドメインにまたがってリクエストを発信することをクロスドメインリクエストという。技術によってはクロスドメインリクエストが制限されている場合もある。
(2)防衛上の概念で、陸・海・空ならびに宇宙空間・サイバー空間といった領域(ドメイン)のうち複数のドメインにまたがって攻撃あるいは防衛を行うこと。サイバー攻撃により衛星システムの機能を妨害し、陸海空に配備された兵器を無力化するといった対応は、クロスドメイン的な対策と言い得る。
関連サイト:
『海幹校戦略研究』第2巻第2号(通巻第4号) (2012年12月) - 海上自衛隊幹部学校
クロスドメイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/02 14:24 UTC 版)
「XMLHttpRequest」の記事における「クロスドメイン」の解説
通信はセキュリティ上の理由により同一生成元ポリシーによって制限され、基本的には、XMLHttpRequestは同一ドメイン(正確には同一生成元)としか通信ができない。しかし、XMLHttpRequest Level 2には、異なるドメインと通信する機能が追加になっており、Firefox 3.5以降、Google Chrome、Safari 4以降で利用可能である。また、Internet Explorer 8には、非標準の XDomainRequest があり、似たようなことが可能である。 クロスドメインを認めるには、サーバー側のHTTPレスポンスヘッダーに追加が必要であり、例えば、Access-Control-Allow-Origin: *と書くと全てのドメインからのアクセスが許可される。Access-Control-Allow-Origin は Internet Explorer を含め全てのクロスドメイン対応ブラウザで使える。W3Cの仕様は、Cross-Origin Resource Sharing にて規定されている。 また、Firefox では POST などで、text/plain など以外の Content-Type をクロスドメインで送信する場合、OPTIONS を使いプレフライトが行われる。 また、ブラウザの拡張機能などでは特別に制限を受けずに通信を行える機能が用意されている場合もある。
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